イグルーと温泉と車中泊

雪山で「イグルー」をつくり、「温泉♨」に入り、道の駅で「車中泊」をしてきた話。
2月21日㊏から22日㊐のこと。

 

先ずは、自主練を兼ねた〝イグルー〟づくりから。

 

2025年に参加した『イグルー講習』の成果を忘れないうちにと、今年初の練習と特訓をしてきた。
場所は昨年の練習山と同様、三国山の途中にある〝1546峰〟。

 

7時50分、三国峠上州口駐車場から入山。
コンクリート法面の塀の切れ目から取り付く。

 

以前、仲間との話に夢中になり、この切れ目をはるかに通り過ぎてしまったこともあったっけ。笑

 

雪は序盤からよく締まっており、アイゼンは装着せずツボ足で登行。
背中に背負ったスノーシューとアイゼンは、この日ついに出番なく、終始ただの重りとなった。

 

谷川岳が美しく望めるあたりまで来れば、イグルー適地としている1546峰はもうすぐそこ。

 

この日は雲ひとつない快晴。
腰を下ろして準備を始めるが、ぽかぽか陽気で思わず呑みたくなる。ここはぐっと我慢。

 

ゾンデ棒で積雪深を確認すると、1.5mから2.0mほど。
ふむ……イグるには申し分ない。

 

さっそくヨメさんとそれぞれ作業開始。
時刻は10時ごろだった。

 

昨年の経験は、思っていた以上に身体が覚えている。
しかも私の掘り進めた場所は、カルカタ雪(軽く締まった雪)のブロックが取りやすく、実に快調。

 

一方、ヨメさんの適地はオモカタ雪(重く硬い雪)。序盤から悪戦苦闘していたが、膝がまだ万全でない私は、心を鬼にして静かにスルーする。

 

好天にも助けられ、互いのイグルーは順調に立ち上がっていく。

 

途中から雪質が変わったのか、あるいは調子が出てきたのか、ヨメさんの作業速度も一気に上昇。
みるみる形になっていった。

 

やはりイグルーづくりは、適地の雪質の見極めがすべてだと実感。
私の場所にはシュカブラが発達していた。

 

完成したイグルー内部から見上げる光景は、何度見ても美しい。
外観もこんもりと整い、今回はなかなかの出来栄えとなった。

 

お昼ごはん後は室内拡張作業へ。
二人で宿泊するには、床面積を最低でも二人用テント程度(130cm×180cm)まで広げる必要があるため、壁面を削りながら内部を拡張していく。

 

……まだ狭い。

 

今回の完成時間は、私が1時間30分、ヨメさんが2時間強。
実践的なイグルー泊を考えると、さらなる短縮が必要だし、毎回こんな晴天とは限らない。
イグルーづくり、まだまだ精進あるのみである。

 

13時ごろ、1546峰をあとに下山開始。
浅間山を眺めながら歩き、大汗をかいた身体は完全にビールを要求していた。


続いて、大量の汗を流すべく湯宿温泉〝ゆじゅく金田屋〟へ。

帰り道にあり立ち寄りやすいのがありがたい。
日帰り入浴は660円。宿前に駐車場あり、利用時間は15時から19時まで。

 

浴槽はやや小さめで、四人入ればいっぱい。
宿泊客と重なるとかなりの密度になるため、早めか遅めの利用が良さそう。memo。

しかし、お湯はとても良かった。


そして関越道の大渋滞を前に、「このまま帰るのもなぁ」となり、エブリイワゴンで車中泊することに。

 

泊まれる車エブリイワゴン』へ乗り換えて以来、温泉セット、就寝セット、防寒セット、晩酌セットを常備していたのがここで真価を発揮。

山を歩き、温泉に入り、晩酌して、そのまま泊まる。

 

……これは最高ではないか。

 

実際に体験して、今さらながら気づく。
週末の遊び方、その自由度が一気に広がったことを。

 

そんな週末のお話。

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