
なかなかの‥、いやかなりの、とても楽しい山歩きだった週末のこと。
標高300mにも満たない足利の低山歩き。
けれど天狗山に小天狗、裏天狗、そして両崖山などなど、たくさんの山をのらりくらりと巡ってきた。
3月15日、日曜日の話である。

スタートは〝さいこうふれあいセンター〟の駐車場。
無料で停められるうえ、プレハブながら水洗の綺麗なトイレもある。ありがたい。

先ずは〝織姫神社〟へ歩いてゆく。
すると、前を歩くヨメさんから鼻唄が聞こえてくる。

少し高台に上がり景色が開けてくると、歌声はさらに大きくなった。
森高千里の真似で歌うヨメさんが、まじでうるさい。
渡良瀬〜橋で〜♪
八~雲~神社へ〜♪
テンションが上がるエリアにいるのはわかるが、どうせなら、ハンバートハンバートのカバー版で歌ってくれたら良いのだがな‥。今ならそっちだろう。

織姫神社にて。
なるほど、確かに〝夕日が綺麗な街〟のようだ。
次は歌詞の通り、夕方に来てみるのも悪くない。

さて、その先へずんずん進む。

ところが今回の山々。
序盤から景色が良くて、たまらず足が遅くなる。

しかも雰囲気ばっちりな岩場があったり、

広大な景色が望める大展望の見晴台ウッドデッキがあったり。

こんなに楽しく歩ける低山は久しぶりだ。

とりあえず、両崖山へ到着。

両崖山と云えば、令和3年の足利市山林火災が記憶にある。
あれからもう丸5年。煤けた樹木などがところどころに残り、当時の様子がまだ窺える。

それでも、たった5年でよくぞここまで持ち直したものだと感心する。
この山域を愛する人々やボランティアの尽力があってのことかもしれない。

さて、この日の山歩きの目的は〝たくさんの天狗を見ること〟。
早速、小天狗、そして裏天狗の山へと向かう。

小天狗の頂にはギャラリーがたくさんいて、わちゃわちゃしている。
天狗の他にも、たぬきの置物や木彫りの熊まで並んでいる。

次は裏天狗へ。
今回の周回ルートは、とにかくどこまでも景色がいい。

天狗ノ背のザレた斜面を通り抜け、

一度登山口へ降りたら、この日のメインディッシュ〝天狗山〟へ向かった。

足利の『天狗山』に到着。

標高はたったの258.7m。だが、とにかく景色が抜群に良い。

そして天狗大好きなヨメさんがキャーキャーうるさい。

こっちの天狗の鼻の穴はここだとか、

あっちの天狗の鼻の穴はビスになっているとか、

鼻の長さがどうたらこうたらとか。

とにかく楽しそうで、目がキラキラしていた。

シンボリックな一本松があった。
こんな素敵な裏山が本当に羨ましい。

初めて歩いた足利の山々だったが、この辺に住みたいと本気で思ったほど、このエリアに惚れ込んでしまった。

そんな話をヨメさんとしながら、山仲間におすすめされた館林のラーメン屋〝幸秀屋〟で中華そばをすする。
ちぢれた麺がすこぶる旨い。スープも好みで飲み干してしまった。

とても良い週末の低山デイズであった。
膝はまだ違和感が残るが、なんとか歩けるところまで戻ってきた。
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最高点の標高: 261 m
最低点の標高: 31 m
累積標高(上り): 693 m
累積標高(下り): -685 m
総所要時間: 04:44:11