利尻島と礼文島のキャンプ場

山歩きの目的』で訪れた“利尻島”と“礼文島”のキャンプ場の話。
6/30㊐~7/4㊍までの5日間で、利用してきた二つのキャンプ場の、特に『バンガロー』についてのお話です。因みにキャンプ場へはフェリーに乗って自家用車で訪れた。

 

先ずは利尻島の話。
利尻島には、「利尻北麓野営場」と「利尻島ファミリーキャンプ場ゆ~に」と「沓形岬公園キャンプ場」と他二つの、5つのキャンプ場があり、何処も広くてとても綺麗なキャンプ場だった。
その中でも今回は、『利尻島ファミリーキャンプ場ゆ~に』の、4人用のバンガローを利用した。

 

ファミリーキャンプ場ゆ~にを選んだ理由は‥‥
・鴛泊エリアに近い(セコマや呑み屋がある)
・お風呂♨まで歩いてすぐ(利尻富士温泉)
・キャンプ場にキッチンカー(出店)が常設されている
・登山口までは車で移動できる(5分ほど)
の点から選択した。

 

当初、バンガローの予約は登山口からすぐにある利尻北麓野営場の方を取っていたのだったが、繫華街に近く、キャンプ場でもお酒やおつまみが買えて、温泉まで歩いて行ける立地にあるゆ~にの方が使いやすいのでは?と考えを改めて予約を取り直したのだった。実際もその通りだった!!

そんな訳で、利用してきた「ファミリーキャンプ場ゆ~に」のことについては下記にmemo。

 

玄関前には屋根付きポーチがあるので、雨天時の荷物の出し入れも便利だった。
玄関たたきの横には、棚付きの物入があり、キャンプ道具や当面使わない物を置いておくには丁度良いスペースがあった。

室内は土足厳禁。床はフローリング板張りでとても綺麗。中央の団らんスペースは一坪程度(畳二枚)の広さがあり、縦長の腰窓前には長いカウンター板があるんで、何かと便利に使えたのはとても良かった。

部屋にはコンセントも数カ所あり、スマホの充電や電化製品を使う場合でも困らないのも良かった。その他、部屋の備品は湯沸かしポットと空気清浄機とストーブと小さなちゃぶ台があった。

 

寝台は畳敷きの二段ベッドとなっており、バンガローでは珍しく快適な寝具(敷布団、お布団、毛布、枕、シーツ)も備えられていた。寝袋が必要ないのは本当に快適で楽ちんでありがたかった。

ゆ~にキャンプ場は、可燃不燃瓶缶ペットボトルのゴミがすべて捨てられるのは本当に助かった。
炊事場の水は、名水と云われる甘露泉水から引いているのだそうだ。どうりで美味しい訳だ。
トイレ棟も綺麗で、勿論男女別車いす対応で分かれてはいたが、大便器用ブースが一つしか無い(男子便所の場合)のは少々物足りない。

 

ゆ~にに常設されているキッチンカーのごはんはどれもこれも美味しかった👌
おつまみセット、活きホタテBBQ、ホッケとソイのフィッシュ&チップス、たちかまバター焼き、そして鰊みりん干しの焼き魚弁当などなど、キャンプ場でこんなに美味しいごはんが食べられるとは露知らず‥。
結局、鴛泊の居酒屋には、お刺身を食べるための目的で一度しか行かなかった。

 

キャンプ場の雰囲気も管理人さんの人柄も良かったので、また利尻島へ遊びに来てキャンプ場へ泊まることになったならば、是非とも再訪したいほどにお気に入りとなった。

 

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キャンプ場の概要:利尻島ファミリーキャンプ場ゆ~に(バンガロー)

【住所】利尻富士町鴛泊字栄町
【開設期間】5月1日~10月31日 / ~19:00まで(管理棟受付)
【予約方法】電話のみ
※開設までは産業建設課商工観光係受付︙(0163)82-1114
※開設期間は現地管理棟︙(0163)82-2166
【施設料金】4人用バンガロー(in14:00 out10:00)1泊1棟5,230円(その他入場料一人520円が必要)
※床は板張り、寝床は畳敷き二段ベッド(寝具付き)。玄関土間横に物入あり。ちゃぶ台、空気清浄機、湯沸かしポット付き。照明、コンセント、換気扇付き。


 

次は礼文島の話。
礼文島には「久種湖畔キャンプ場」と「緑ヶ丘公園キャンプ場」の2つのキャンプ場があり、こちらも同様に広くてとても綺麗であった。

 

久種湖畔キャンプ場を選んだ理由は‥‥
・バンガローがある
・キャンプ場が広くて安い
の点だけで、こちらのキャンプ場を選んだ。島の中心部あたりにある緑ヶ丘公園キャンプ場にはバンガロー施設がなかったのである。

 

そんな訳で、利用してきた「久種湖畔キャンプ場」のことについては下記にmemo。

 

礼文島の北側にある久種湖畔キャンプ場へは、香深港フェリーターミナルからのんびり車で走って30分ほどの距離だった。レンタカーや自家用車があれば全く苦にならない。
金田ノ岬へもとても近いので、ゴマフアザラシの可愛い休憩の様子をみたいのであれば、こちら側のキャンプ場へ来たほうが見られる確立は高いのだろう。

 

島で数日滞在するキャンプ場は、繁華街やお風呂場から近いほうが良いけれど、礼文島の場合はそれが香深港フェリーターミナル周辺となるようだから、どちらのキャンプ場にしてもそれほど大差は感じない。
島に一軒だけあるセイコーマートへは車で行けるから、山歩きの利便性を考えて久種湖畔キャンプ場を選んだ。

 

久種湖畔キャンプ場のバンガローは、小さなちゃぶ台と銀マットと下足BOXだけが備えてある一間(10畳程度)のとても簡素なタイプ。でも2~3人で使うにはとても広く使えて過ごしやすい。椅子は無いので、持参していくとさらに快適で過ごしやすい。寝袋は必須アイテム。
部屋には照明器具と2口のコンセントが2箇所備えられていたのでまるで不便はなかった。

 

通風が望める小窓が二つあり、玄関引戸の扉にも明かり窓が付いていたので、照明を付けなくても昼間は暗さを感じなかった。
玄関前には雨をしのげるポーチもあるが、荷物搬入のために横付けできる車の位置が、今回借りた奥のバンガローではやや遠すぎた‥。手前のバンガローの方が利用勝手は良い。

 

バンガローもコテージ(より大きなゴージャスな施設)もテントサイトも皆同じ平坦な場所にあるため、何処からも同じ景色が見られ、キャンプ場の全ぼうが見られる。

 

久種湖畔キャンプ場も、可燃不燃瓶缶ペットボトルのゴミはすべて捨てられる。
管理棟の施設の他は、炊事場とトイレ棟があり、どちらも本当に綺麗であった。シャワー棟もあったのだが、お風呂は香深の礼文島温泉うすゆきの湯へ行っていたので利用はしなかった。

 

久種湖畔キャンプ場は特に格安で利用できるため、長期滞在していたキャパーが沢山いたのには驚いた。日数分の入場料以外は、フリーのテントサイトはテント泊無料ってのがすごい。
キャンプ場の敷地形状からは満天の星空が見られたはずなのに、夜はいずれも曇っていて星を眺めることができなかったことが悔やまれる。ここも是非とも再訪したいキャンプ場となった。

 

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キャンプ場の概要:久種湖畔キャンプ場(バンガロー)

【住所】礼文町大字船泊村字大備
【開設期間】5月1日~9月30日 / 21:00~7:00まで車の出入り不可
【予約方法】電話のみ(9:00~17:00 まで予約受付)
※開設までは礼文町役場 産業課受付︙0163-86-1001
※開設期間は現地管理棟︙0163-87-3110
【施設料金】4人用バンガロー(in14:00 out10:00)1泊1棟2,000円(その他入場料一人620円が必要)
※床は板張り、室内に下足BOX、ちゃぶ台、銀マット4つあり。照明、コンセント付き。寝具は無し。

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