
車中泊の〝準備〟を整えたエブリイワゴンで、車中泊のベテラン仲間が待つ奥多摩湖・大麦代駐車場で合流し、山梨県の道の駅へ道草しながら移動して、一緒に車中泊してきた〝実践編〟のお話。
1/11㊐〜1/12㊊のこと。――前記事からの続き。

自宅から大麦代駐車場までは、ヨメさんの運転。
エブリイワゴンにも、やっと慣れてくれたようだ。
運転も、少しは安心できるようになってきた。

車中泊のベテラン仲間とは、1年ぶりに会う「いちにち」の二人。
ブログやSNSで近況を知ったり、LINEで連絡は取り合っているので、あまり久しぶりの気がしない。

本来ならばこの3連休、仲間がアテンドしてくれる車中泊の旅で、会津方面へ出かける予定だった。
だが寒波到来により、其方方面は大雪に見舞われるとのこと。下手をすると帰って来られない可能性もある。
そこで、我ら車中泊初心者にも優しい、〝温泉付きの道の駅〟へと行き先を変更したのだった。

奥多摩 水と緑のふれあい館での道草が終わったら、腹ごしらえをしに「中華そば のんきや」へ移動する。
ふれあい館の360°シアターによる四季の映像は、実に素晴らしかった。

顔はめパネルもあったので、勿論、みんなでハメておく。

のんきやの中華そば。900円。
上手い表現が見つからないが、独特な、ケモノ臭のような濃厚なスープが、ちぢれ麺に絡んでたまらない。
確か……去年の〆ラーメンも、のんきやだったような気がする。
今年の初ラーメンまで、のんきやになるとは、なんだか縁深い。

途中、気になるスポットに立ち寄るも、風が強くて目も開けられない状態だったため、早々に退散。
ということで、予定よりも早めに車中泊目的地へ到着した。

車中泊をするには、車中泊が禁止されていない場所を選ぶことが大前提であり、それが第一のルールだという。
さらに、同じ適地でも〝場所選び〟がかなり重要なことも、この旅で学んだ。
さすがは車中泊猛者の「いちにち」先輩たちである。

その先輩たち、先日のお正月休み9連休では、エブリイで九州へ行ってきたそうな……。
もちろん、エブリデイ、オール車中泊。聞いただけでワクワクする。
そんな話をするものだから、ヨメさんがそっち方面の山々に興味しんしんになってしまい、もう大変。

とはいえ二馬力体制となり、車も快適に寝られる仕様になった。
まずは、これまで全く立ち入ったことのない四国へ行くのも悪くない。
そんな話をしながら、先輩たちから教えを請うのであった。

さて、そしたらまずは本格的な宴会の準備に取りかかる。

前日に届いて設置したばかりのフラットな寝床、プロダックスの『フロアパネルL』の上に、厚手の毛布を敷き詰める。
30年ほど前に買って、ほとんど出番のなかったドイツ軍物の毛布が、まさかこんな場面で役に立つとは、我ながらびっくり。

さらに別の意味で驚いたのが、エブリイワゴンの車内の広さだ。
天井ブラケット棚以外に余計な物を置いていないとはいえ、四人が着座してもまったく問題のない快適空間。団らんに最適だった。

ということで、この日はもうこの場から動かない。運転もしない。
〝車中泊宴会〟の開幕である。

このメンツとは毎年、日光の温泉宿での初顔合わせから始まる仲だが、今年はお互いに同じ車になったこともあり、「じゃあ……どこかで温泉に入って車中泊でも」という流れになったわけだ。

いつもの美味しいお酒も、いつもの温泉宿でいただく炙りタコ刺しも、環境が変わるだけで、さらに美味しく感じる。不思議なものだ。

日本酒がどんどん進んでゆく。
このあたりから、「お風呂どうする?」「何時頃いく?」という会話がピタッと消え、一同、より真剣に呑むこととなった(笑)

宴もたけなわ。
車内でホットワインや熱燗など、火を使う場合は、必ず扉を開け、換気と炎上防止の対策を十分に行うこと。
――身をもって学んだ……。( ꒪Д꒪) 白目

車内で「北の国から」カルタもした。

珍しく、私よりもヨメさんが先に撃沈して就寝。
寝床を整え、寝袋を敷き、その中に押し込むのがなかなか大変だった。
よっぽど楽しかったのだろう♪

翌朝も清々しい。
前日の大風は、どこへやら。

車中泊は、こうしてちゃっちゃと撤収・解散できるのも楽ちんでよい。

またどこか素敵な場所で、車中泊をしてみたいものだ。
どうやらこれは、今後の行動の幅も広がり、すっかりと癖になってしまいそう。