今年の夏山はどこを歩くのかだけは決めてはいるものの、涼しかった利尻島と礼文島の『北海道離島山行』以来もう毎日が暑くて怠くて山へのモチベーションが下がっており、週末の山歩きも行き先未定が続きあるがまま。
金曜日の夜になると、晩酌しながらでは結局どこの山へゆくかも決められず、そのまま長々と晩酌が続き、だらだらと冷房の効いた部屋で週末を過ごしてしまうことがここ最近のことであった。
原因は分かっている。ただ単に猛暑が続き〝暑い〟から‥。
てことで、『光徳駐車場(標高1400m)』の登山口も日光の山『太郎山(標高2367.5m)』も、そこそこ標高が高くて涼しそうな山を選んで歩いてきたお話です。8/3土曜日のこと。
山歩きのスタートは、日光は戦場ヶ原のちょいと先の光徳駐車場から。ここはウチからは比較的近く、2hちょっとで到着できてとても利便性が良い。駐車場も広くて無料でトイレもある。しかも涼しい♪
6時ちょうど、登山口in。先ずは山王峠へ歩いてゆく。
ん?ヨメさんがとうとう暑さに痺れを切らして、素足に短パンスタイルで歩いてゆく。やっぱり涼しくて快適なんだそうだ。
木のベンチのある見晴らしの良い広場で小休止。涼しい♪
次は山王帽子山へ向かうため、朝露に濡れたクマ笹エリアへ突入してゆく。びしょ濡れになるが、冷たくてとても気持ちがいい♪
樹林帯へ入ると、あまり人が入っていない山だからなのか、そこら中、蜘蛛の巣だらけであった。見た目は綺麗に見えるのだが、これの対処にやや難儀しながら進んでゆく。
ヨメさん、短パンが涼しくて快適なのか、がしがしと急登の樹林帯を進んでゆく。
〝山王帽子山〟に到着。
景色はまぁまぁ良い。とりあえず、裏男体山も綺麗に見えていた。
再び、わしゃわしゃと生い茂るクマ笹エリアへ突入してゆく。
急登の先にはピークの予感。
先ずは絶景の〝小太郎山〟にて、パノラマの景色を楽しんだ。
眼の前にはドカンと男体山が鎮座する。そよ風が気持ちいい♪
目の前に聳えている太郎山へは、切り立った岩の危ない箇所なんかもあり、なかなかスリリングな登山道。冷や汗をかいて、別の意味で涼しくなる♪
道中‥アカウシアブ(スズメバチみたいなアブ)以外、まったく虫がいなかったのはコイツのおかげさま🙏
この日、目的としていた〝太郎山〟の山頂に到着。標高は2367.5m。
ここは本当に気持ちが良くって長居した♪とっても涼しかった♪
ぐるっと見渡せるパノラマの景色が抜群!!
左から日光白根山に中央の金精岳、そして右には今年3月に歩いてきた温泉ヶ岳も綺麗に見えていた。
お昼ごはんは、またジップロックスクリューロックに入れて持ってきた“積層そうめん”が量的にも丁度良かった。流水麺は、やっぱり素麺が一番美味しくて好みの味。
下山路の〝お花畑〟と云う名の広場で、どうしてその名が付いたのかと理由を考える。今はヌタ場みたいになっているけれど、昔はお花がたくさん咲き乱れていたのではないかしら、と。
お天気は下り坂傾向。今回はヤマテンの天気予報、大当たりであった。
さて、無事に下山してからの林道歩きが長いこと長いことこの上ない‥。林道の1h30分の歩きはどうにもこうにもやっぱり長い。すっかり飽きちゃってこの有り様。
とにかく、この時期はもう、登山口Pも山も標高が高いところじゃないと暑くて怠くて歩けない‥。太郎山、空いていて涼しくてとてもよい清涼山歩きとなった!
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最高点の標高: 2366 m
最低点の標高: 1415 m
累積標高(上り): 1378 m
累積標高(下り): -1378 m
総所要時間: 09:09:20