毎年恒例の、山のいで湯へ行ってきた話。毎度おなじみの『日光澤温泉』である。1月28日㊐～29日㊊のこと。
今回はものすご～く盛りだくさんな、雪山温泉宴会ワンワン山行であった。
順を追って、自分memoを記録していこうと思う。
日光宇都宮有料道路を大沢ICで降車し、国道121号線を走って女夫渕温泉の駐車場へ向かう。
いつもの尻皮夫婦、いるいる。“いちにちblog”の、克（旦那）雅（嫁）だ。今回は嬉しいことに、克上魚類となってくれるらしい。タコ刺しが楽しみ。
ウチのヨメ。11月頭に足の甲（中足骨）を骨折してからの久しぶりの山歩き。約3か月ぶりだ。
恐る恐る、ゆるゆるのろのろ歩くには丁度良いってんで、日光澤温泉へゆくのであるが、やっぱり内心ひやひやには変わりは無いようだ。
であるから、核心部の階段は、駐車場から軽アイゼンを付けて歩いていた。新しく買ったエバニューの“ラチェット式の軽アイゼン”がすこぶる快適であったようだ。装着するのに意外と苦労するチェーンスパイクよりも、ラチェット式だと何倍も楽ちん極まりない。
吊り橋を渡り、いつもの場所からスノーシューイング。
‥と思ったら、なんと仲間のスノーシューの留め具バンドが経年劣化して朽ち果てていた。しかも全部のバンドが！！さらに夫婦とも！！( ꒪Д꒪)白目。
でもそこは健脚夫婦のなせる技。つぼ足ではずぼずぼ沈む新雪をまるでものともしない。滝汗かきながら、ブルドーザーのように雪を掻き分けて進んでいた。
しばらくすると、先ずは一組目の知り合いに遭遇する。いちにちブログの方ではお馴染みのフルシンさんご一行だ。
ちょうどボクらが氷瀑のつららを頂戴しているときに、帰りの途中に出会したようだ。いつかまた何処かの山で！
すると、今度は広大な雪原のど真ん中に、ぽつんと黒い塊のようなものが見えてきた。なんだかもこもこ動いている。
さらにどんどん近づいてゆくと、こちらに大きく手を振ってくれているのが分かる。笑
なんと！！
Ｘ（旧ツイッター）やInstagramで仲良くしてもらっている山仲間のこだまさんとあずさちゃんがいた。
しかもカマンベールのような大きな雪の円卓をこしらえてくれて、我々をもてなしてくれた。こんなバッチグーなおもてなしは初めての経験。とても嬉しい♪
その雪の円卓では、みな思い思いに過ごしていた。ボクらは採取してきた氷柱を使って、ウイスキーのつららロックを呑んでいた。
しかもそれには飽き足らず、日本酒も一本空けてしまうという ぐうたらぶり。どうやら一時間以上も雪の円卓で呑んだくれていたようだ。
さて、ほろ酔い気分で今夜の宿へとみんなで向かうのであった。
そしたら今度は後ろからきた女性二人組と目が合い爆笑する。去年“将監小屋でテント泊”していたときに仲良くしてくれたお隣さんの、めぐちゃんとユミちゃんだった。
何の打ち合わせもしていなかったものだから、こういう予期せぬ遭遇は本当にびっくりする。いつかまた何処かの山で！
日光澤温泉の玄関前で、克上魚類、年一の臨時開店中。
炙りタコ刺しの準備に忙しい。
日光澤温泉の腰窓バルコニーで、持参した酒をみんな同じように冷やしていたのには笑った。
まずは山のいで湯へ。
温泉のあとは、待ちかねたお刺身の数々が登場する。
タコは、外で炙ってから雪の上で一度冷やすと、身がしまってとても美味しいのだとか。この日は他に、タイとホタテもあった。おかげさまで、日本酒ががんがん進んでゆく。
晩ごはん。安定の美味しさである。
晩酌には、イワナの骨酒を頼んでさらに親睦を深めてゆく。
サンボ。可愛いにもほどがある。
去年2023年夏にお母さん犬のチャングが逝ってしまいとても悲しいが、その分、わらび（姉）とサンボ（弟）にはまだまだ長生きしてほしい。
腹ごなしに、ノシ滝の氷瀑を見にゆく。
夏はちょろちょろしか流れていない細い滝が、この時期にはとても立派な氷瀑となり見応えがバッチリ。日光澤温泉からは往復で30分程度とお気楽なのも良い。
さて解散後、帰路へ。こだまさんあずさちゃん、いつかまた何処かの山で！
腹ごしらえしは、宿で会った仲間から教えてもらった『ラーメン貴族』へ早速立ち寄ってみた。
イチオシだという“カルビラーメン（1200円）”を2辛の辛さで食べてみた。和牛のカルビがゴロゴロ入っていて確かに美味しい👌辛さが自由に選べるのもよい👌 日光澤の帰りの定番になりそうだ。
今年始めの日光澤温泉雪山山行は、こうして盛りだくさんであった。
また来年もしくはこの次は、今度はどうやって楽しもうかしら。ヨメさんの足の快復が順調で何よりだった。