2024年の今年は辰年。てことは龍の年。そんな龍の名の付いた山が日本全国たくさんあることは知ってはいたが、埼玉県は馴染みの奥武蔵エリアに、〝龍崖山(りゅうがいさん)〟なる山があることは仲間のSNSで知ったばかり。
ヨメさんの山歩き再スタートも兼ねて、天覧山~多峯主山~龍崖山までの、飯能の里山を歩いてきた話。2月3日、土曜日のこと。
スタートは“飯能中央公園第二駐車場”から。駐車場の向こうに見えるのが何と龍崖山。
無料で近くに綺麗なトイレありでとてもありがたいが、場内には8時からじゃないと入れないので注意が必要。
先ずは発酵健康食品のお店“OH!!!”を横目に、『天覧山』へ歩いてゆく。
周回して戻ってきて時間があったらOH!!!に寄るつもり。結果、たっぷり時間があったのでじっくり店内を見て回った。美味しそうなものばかりで目に毒店。
続いて『多峯主山(とうのすやま)』へ歩いてゆく。
見晴らしがバッチリ👌 富士山も綺麗に見えていた。
遠くには大山に丹沢までも綺麗に見えていた。
東京都心のビル群も、くっきりバッチリはっきりドッキリ見えていた。
吾妻峡方面へ進んでゆき‥、
銘板を磨き上げたようなベンチで小休止。土産に貰った高尾山の、天狗の鼻くそを食らう。
板の表面を磨くだけで、こんなんでも随分と見栄え良くなるものだなと感心する。
骨折後復帰間もないヨメさんの足。靴をトレランのものにしてもどうやら大丈夫そうであった。これにて完全復活かしら!?
今度はドレミファ橋を経由して、この日の目的山の『龍崖山』の登山口へと進んでゆく。
登山道の途中では、まるでドラゴンの様にうねっている木を発見し、盆栽バカボンの仲間に伝えてみたら、「捻転した見事な舎利で、樹形も素晴らしい!」とのこと。何のことだかさっぱり分からないけれども、龍の化身を見つけて幸先よし。
山頂直下では、ヨメさんと二人して「ずいぶんと小さいおチビさんが頑張って登ってきたね〜」だなんて言い合っていたら、何と、洋服を着せていた木像であることを知って驚いた‼ 我々の老眼も、もう人のことをどうこう言えるレベルではなくなってきた‥。まいっちんぐ。
『龍崖山』へ到着。
山頂が広くてとても気持ちがいい。テーブルもベンチも幾つかあるものだから、ゆっくりと休憩するにはもってこいな塩梅だった。
山頂での時間を満喫するのにとても良かったのは、遠くの対象物を見るために用意された望遠鏡ならぬ竹製の〝望遠筒〟だった。もちろんレンズなんて入ってはいないし目視もできるのだが、何故だかよく見える笑。
東京都庁にスカイツリー。武甲山に天覚山など、面白いように良く見えていた。
天覧山から多峯主山。そして龍崖山へと歩いてゆく周回歩き。
がっつりと歩きごたえがあるわけじゃないけれど、こんなに標高の低い山々で、ここまで良い景色が楽しめるのは実に心地がよい。
それもこれも、あっちの山もこっちの山も、人知れず地道に整備してくれている方々がいるおかげさま。
干支にちなんだ山歩き。
ヨメさんも復活したことだし、他にも何処か、歩きにゆくのも悪くない。奥秩父には確か‥飛龍山ってのもあったはず。何れにしても、テーマを持って歩くのは楽しそうだ。(りこさんの山歩きをオマージュ)
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最高点の標高: 266 m
最低点の標高: 102 m
累積標高(上り): 455 m
累積標高(下り): -455 m
総所要時間: 03:24:06