平ヶ岳歩き

鈍ったカラダに“喝”を入れるべく、平ヶ岳を歩いてきました。9月15日、日曜日のこと。

 

引っ越し”の梱包作業や荷解きの後始末に忙しくしていたら、気が付けば一ヶ月以上も山歩きをしていなかった。山歩きはボクにとって、健康維持のためのバイタルであり、ストレス発散のための大切な手段であるので、欠かすとカラダが不調になってきます。特にお腹まわりがひどくなる。~_~;

 

平ヶ岳は、流石は百名山。駐車場は“朝5時前”でほぼ満車。何とか路肩に停めることができましたが、ギリギリセーフな塩梅。お便所は小便器が一つ、洋便器が一つ。携帯の電波は山頂も含めてほぼ圏外でした。今後はうんちもオンラインの登山届も、麓の“道の駅 尾瀬檜枝岐”あたりで出してきた方が良さそうだ。

 

さて平ヶ岳までの登山道。序盤は、樹林帯の急登で大汗をかきまくり、息切れして生あくびが連発する。蒸して暑かったからなのか、初っぱなから疲れてクタクタでした。

 

頑張って踏ん張って景色の良い稜線に出るも、痩せ尾根が次に控えているもんで全く気が抜けない。しかもザレていたりするものだから、ザレ場がトラウマなヨメ氏はもう帰りの心配で気が気でない。

 

 

 

きつい下台倉山を過ぎたあたりからだったでしょうか、だんだん景色を楽しみながら山歩きをすることができるようになってきます。そして台倉山、台倉清水の水場(未確認)、白沢清水の水場(水たまり?)と、幾度となくアップダウンを繰り返し、疲れる山道を進んでゆくと、姫ノ池なる高層湿原のある“池ノ岳”に到着。

 

 

姫ノ池越しに見える『平ヶ岳』が素晴らしかった。空が青くて快晴だったらもっと素晴らしかった。(~_~;)

 

 

池ノ岳から平ヶ岳の山頂までは約30分の道のり。疲れてヘトヘトだったため木道が歩きやすくてとても助かります。ガスってきてやや残念な景色ではありましたが、山頂へ向かうにつれ元気も取り戻し、“山頂ビール”を楽しむことができました。

 

龍馬ビール(ノンアルコールビール)で我慢ですが・・・。

 

 

今山行はあまりのんびりしていられない長丁場なので、30分ほど休憩したあとは重い腰を上げて再び来た道を戻ります。山頂まできて時間と体力にまだ余裕があったら、立ち寄りたいと考えていた“玉子石”は残念ながらスルー。

 

帰りの脚と時間配分を考えると、玉子石までの往復一時間がどうにも捻出できません。姫ノ池でテント泊できたらどんなに良かったか。(>_<) ああ、もったいない。

 

広大な景色をじっくりと堪能したら、下山に取りかかります。痩せ尾根から続く稜線を目で追うと、結構な距離を歩いてきたことがよく分かる。下りも暑くてヘトヘトです。

 

と、ここで案の定ヨメさんが懸念していたザレ場で軽くアクシデント。滑って転んで危なく尾根道から滑落する勢いでしたから、精神的にもヘトヘトです。(´д`)

 

満身創痍ではありましたが、ゆっくりと下って何とか暗くなる前に帰ってくることができて何よりでした。
山行時間にして12時間30分。距離にして21.3kmの道のり。今山行の目的は二つありまして、運動不足の解消と今週末に登る予定としている山への足馴らし。どちらも準備は万端なので、あとは何としても晴れてほしい!
平ヶ岳、ああ・・・しんどかった。汗

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■山域:平ヶ岳 2019年09月15日(日)
■目的:運動不足解消と次週山への足馴し
■山水:水場をあてにせず二人で“7L”の飲料水、ゼリー飲料4つを歩荷。
■山行:
05:12 鷹ノ巣登山口 ⇒ 07:23 下台倉山 ⇒ 08:19 台倉山 ⇒ 08:29 台倉清水 ⇒ 09:24 白沢清水 ⇒ 11:05 池ノ岳 ⇒ 11:41~12:16 平ヶ岳三角点 ⇒ 12:45 池ノ岳 ⇒ 13:42 白沢清水 ⇒ 14:22 台倉清水 ⇒ 14:40 台倉山 ⇒ 15:42 下台倉山 ⇒ 17:42 鷹ノ巣登山口

 


〈オオシラビソの青い松ぼっくり〉

 

合計距離: 21.89 km
最高点の標高: 2140 m
最低点の標高: 799 m
累積標高(上り): 1936 m
累積標高(下り): -1879 m
総所要時間: 12:41:43
Download file: 2019-09-16.gpx

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