裏岩手縦走〈ケーコ編〉二日目


〈大深山荘のマジックアワー〉

一日目の続き

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10/9金
朝食を30分早めてもらい、7時半前には宿(松川温泉 松楓荘)を後にした。


米と味噌汁が美味しい


トイレのある駐車場は7時半で20台の入り、ほぼ満車


松川地熱発電所
時間が合えば見学したかったな

駐車場から道なりに4~5分下ると右手に登山口
松川大橋Pからの登山道は現在通行止め


急な所は階段がつけられており歩きやすい


「あ、岩手山」


「あ、三ツ石山、見っけ」


歩きやすいと心に余裕が生まれる。多分、CTもゆるめの設定と思う。


三ツ石山荘
中を覗かせてもらうと、さっき追い抜かれた長靴履きのお兄さんがトイレ掃除中で、
「ちょっと待ってねー」と明るく言う。ご苦労さまです。
まだ自分のタンクにはかなりの余裕があるため、先に進む。


三ツ石山


紅葉も終盤とはいえ、はっとするような鮮やかな赤いの、残っていてくれててありがとう。


ニセ畚


小畚

なんていうか、たおやかな稜線を歩いている間だけは、
自分もそんな人間になれた気がした。今はもう別人、えぇ。


六曲がり
人が造ったジグザグ道との調和の、何て可愛らしいことか。
自然の中には無作為の美が溢れている。

三ツ石山~大深岳はいいね~


ここが乳頭温泉へと続くあの八瀬森の分岐かぁ。(くにさんとこで予習済み)
この時点で乳頭温泉まで全て刈り払われNO藪漕ぎとの事。(yasuyoさん情報)
行ってみたいような、行ってみたくないような、複雑な気持ちである。


大深岳


水場経由で大深山荘へ


ほんとうの水場
うちのせっかち君が水場まで0.2kmって書いてある所から、
20mも歩いていない水溜りで水を汲みそうになるもんだから、ホント呆れる。


大深山荘
随分と早く着いてしまった。
ゴミ1つ落ちてないような綺麗な小屋で、大切にされているのがよくわかる。


寝床を整えて、外で乾杯をする。

私達夫婦2人と先輩方4人のパーティ、計6人の静かな夜だった。
前日の利用者は3人だったそうな。
19時前には皆就寝。
ゴゴゴゴォォォという地鳴りのような風の音?で何度か目が覚めた。

三日目に続く

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