令和元年の“丸鍋会”の話。5月25日(土)~26日(日)のこと。
本来ならば“6つの丸鍋”が並ぶはず、なのだが・・・。(´Д`)
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“去年の丸鍋会”での山菜料理に味をしめてしまったのか、今年もほぼ同じ頃に丸鍋会を開催。ところで丸鍋会とは、大菩薩嶺の、丸川峠にある丸川荘でしか売っていなかった『丸鍋』ユーザーの集まりのことで、丸川荘の小屋番 只木さんを囲んでどんちゃん騒ぎをするただの吞み会のこと。
各々で持ち寄った酒の肴をアテにして、昼過ぎから夜遅くまで気持ち良く呑んだのであったが、今年はなんと!参加資格の丸鍋を!忘れてきた重鎮が!いた!( ఠ_ఠ )
丸鍋を持ってこないとはこれでは本当にただの呑み会・・・苦笑。まぁいつもの忘れ物大王さんのことなのでコレばかりはしょうがないが、いつかは丸鍋忘れ、やると思っていたのよね。まいっちんぐ。~_~;
〈ヨメ氏のXデーの現場〉
丸鍋会までの山歩きは、先ずは柳沢峠に集合して、呑みたがりの先陣メンバー達で10時過ぎに駐車場を出発。酒とめしとつまみでズシリと重くなったザックを担ぎ、新緑の綺麗な山道を、丸川荘を目指してゆる~く歩いてゆきます。
途中の苔むした山道では、ヨメ氏が“足首を骨折”した現場をみんなで検証し、あーでもないこーでもない。もう3年も前(2016年10月10日)のことなので今ではすっかり克服しているようですが、苔むした中にある横に走る木の根っこ(通称:横根っこ)を見ると、ドキリとはするようです。
この日の山歩きは暑かった。ゆっくりと歩いてゆくはずだったのに、みな喉の渇きに耐えきれず途中からはほとんど休憩無しで足早に丸川荘へ。
到着後は小屋番さんへの挨拶もそこそこに、外の休憩スペースで缶ビールを数本一気飲み。あまりにも良いお天気だったので、岩に寝そべり日光浴する人も出てくる始末だ。
〈この日はIPAビール祭りだった!タムちゃんありがとう♪〉
よいピッチでビールをどんどんやっていくと、後陣の仲間たちも集まってきた。そしたら宴の場を小屋内に移して、まだ冷えているうちにと日本酒にも手を出し、揚げたての“コシアブラの天ぷら”を肴にこれまたどんどんやっていく。山菜の時期の丸鍋会、たまらん。至福♪
〈日本酒:一本義 甜潤系 純米吟醸〉
〈この日のアテ〉
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今年の丸鍋会では、以下のこんな人たちが集まった。各々で酒の肴をつくりながらそして呑みながら、とりあえずは近況報告会。
・丸鍋会だと云うのに丸鍋を忘れてくる人
・痩せてカラダの調子が良くなり元気な人
・忙しくてやばい咳をずっとしている人
・丸鍋を持ってこないで丸鍋会へきた人
・エベレストを登ってきた人
・指先が凍傷になってしまい大変だった人
・カメラの撮影がとても上手になってきた人
・丸鍋会で丸鍋を忘れたことに気が付いた人
・大きな仕事が無くなってやさぐれた人
・念願の飯豊山デビューを果たしてきた人
〈丸川荘の夜〉
〈朝ごはん〉
〈デザート:末澤ちはるさんのレモンのシフォンケーキとマンダリンと、丸川荘の珈琲〉
今年の丸鍋メンバーは8人が集まってくれた。丸鍋で繋がった山仲間の話はどれもこれも本当に面白い。中でも、ボクにとってはエベレスト登頂を果たした話がすこぶる面白くって興味津々だった。でも、色々な意味でやっぱりボクには無理だなと分かったのはとても良い収穫となった。登頂する話を聞いているだけでもう大満足だもの。
さて今年も、只木さんのコシアブラの天ぷらの力を借りた“他力本願そば”がすこぶる美味しかった。来年もまた是非ともよろしく頼みたい。そしてサポートしてくれた丸鍋メンバーの皆さんも、また来年もよろしく。m(__)m
覚書:帰りに立ち寄った道の駅たばやまの、“丹波山温泉 のめこい湯”のレストランの『塩かつ丼セット840円』がなまら旨かった。べらぼうに旨かった。めちゃくちゃ旨かった。