手白澤温泉山歩

手白澤温泉の山道

あけましておめでとうございます。
さて、ここのところ毎年恒例となっている年越しの山行を、福井の山仲間と「手白澤温泉」で過ごしてきました。今回はボクらにとって今まで以上に大奮発した年越しでした。

でも、浴室の広さとお湯の質、部屋の大きさやどこにいても暖かい温泉暖房、お正月仕様で特別に綺麗に盛り付けられた料理の美味しさとボリュームなどなど、それはそれは高い宿泊料金に見合ったものでした。
ホントにたまにですけれど、こうした豪勢な温泉宿で過ごすのもいいものです。やはり1回は行っておきたい温泉宿でした。今回の記事は、そんな記録です。

奥鬼怒遊歩道

秘湯の温泉宿ではボクは日光澤温泉が何よりもお気に入り。
そんな日光澤温泉まで歩いてゆく(歩かないと行けない)コースの途中に、もう一つ、手白澤温泉と云う気になる温泉宿がありました。ネットでそちらの様子をくまなく調べてみると、とても魅力的に目に映ったんです。部屋数も少なくてとてもゆったりと過ごせるようですし、そしてとにかくお風呂とごはんがゴージャスで好印象。
これはもう予約が取れて軍資金が調達できれば是非にでも行きたいところでした。そしたらなんと大晦日の31日にたまたま1室空きが出た情報をゲット。しかも1室4名で使う場合は1人16000円で良いらしいことも判明。お正月仕様の特別な朝夕2食付。これはもう奮発して行くっきゃない、てなりまして、年越し山行に行ってきた訳なんです。

手白澤温泉の看板犬(岳)
〈手白澤温泉の看板犬の岳(川上犬)〉

さて、ボクが感じた手白澤温泉はけして山小屋と云うイメージではなく、どちらかと云えば高級な旅館のイメージが強い。とは云え、駐車場からは2時間半ほどの山道を歩いて行かないとたどり着けない(※大金出せばタクシーでも行けるらしい)ところには位置しているので、山小屋的な存在であるのは事実ですが、初めに書いたように、お風呂も食事も部屋も凄すぎて、どうにも普段ボクがイメージしている温泉宿とはかけ離れているように感じました。
おそらくこれは、建物に趣きがないから特にそう感じるのでしょうか。綺麗過ぎて、風情が足りないのです。でもこれは、日光澤温泉や三斗小屋温泉などを好むあくまでもボクの個人的な感想ですから、あまりあてにしませんようにお願いしたい。

手白澤温泉への分岐

手白澤温泉の宿までは、女夫渕の駐車場から加仁湯温泉まで奥鬼怒遊歩道を歩いてゆきました。
もっふもふの雪を期待していましたが、今年は本当に暖冬らしく、山道にはほとんど雪がありません。日光駅から女夫渕の駐車場までの道路にも雪がありません。もちろん一部は凍結しているところもあるので滑り止めは必須ですが、四駆のスタッドレス車であれば、ノーチェーンで難なくゆけます。
奥鬼怒遊歩道を加仁湯の分岐のところまで進み、手白澤温泉方面への階段を登ると先ほどよりは多少雪が深くなるものの、特に危険な箇所も無く、とても気持ちの良い山道を楽しめました。ブナ林のところなんて本当に気持ちがよい。
尚、途中にはつるつるに凍っている階段がたまにあるため、チェーンスパイクなどがあると便利です。帰り道では手白澤温泉からチェーンスパイクを装着して歩きました。

手白澤温泉の露天風呂

手白澤温泉では16畳もある和室の6号室を与えられ、部屋まで案内してくれた若主人からいろいろと説明を受けました。
晩ごはんは18時からで朝ごはんは7時30分から。お風呂は24時間の入浴が可能とのこと。そして看板犬は岳と云う名前。なるほどなるほどと、とりあえず記憶にとどめ、急ぎ廊下にあるショーケースから缶ビールを買い込み広い和室で乾杯したのでした。
そして喉が潤った頃、待望の温泉にみんなで突撃!ビックリしたのはとにかく広いこと(ʘдʘ)。脱衣室が広い、浴室が広い、露天風呂も広々です。浴槽には高いところから源泉のかけ流し湯がじゃばじゃばと流れ落ち、浴室の洗い場にはカランの代わりに壁からこれまた源泉のかけ流し湯がじゃぱじゃぱ出てました。
そしてお湯が大変に気持ちよい♪ 湯温が熱すぎないので長くゆったりと入っていられ、温泉の硫黄臭もそれほど臭くなく、湯ノ花もたっぷりで本当に気持ちの良いお湯でした。
結局ボクは仲間と一緒に入浴した他は誰とも会わず、内湯も露天風呂もひとりで大満喫してきました。お風呂に入ったのは深夜3時頃と朝めし前を含めて計3回。星見風呂も雪見風呂も体験できて、天国のようでした。(°∀°)

手白澤温泉の晩ごはん

そして、ごはん。晩ごはんはとにかく豪勢でした。さらに朝ごはんは、もっと豪勢でした。
元旦でしたのでいつもの朝ごはんが特別におせち料理になっていて、食卓の上がとても華やかに飾り付けられているんです。ヱビスビールまで付いていた♪
こんなにもてなされたら間違ってこれは安いなと思ってしまう。~_~;
けれどもやっぱりここは高級な山の中の温泉宿でして、今のボクの身の丈にはそぐわないかもしれません。だからこうした良い温泉宿にはたまに来るのが良いのです。
次回、ここに再訪するのは5年後あたりになるかしら。手白澤温泉の良い記憶を頭に焼き付けて、今回の山旅の余韻に浸りたいと思ってます。とても良いお正月の山行になりました。

手白澤温泉の朝ごはん(元旦)

■山域:奥鬼怒温泉郷 手白澤温泉 2015年12月31日(木)~2016年01月01日(金)
■目的:年越し山行
■山飯:女夫渕温泉駐車場手前15kmほどのおそば屋さん(やしお)にて
■山行:女夫渕温泉市営無料駐車場(トイレあり) 13:40 ⇒ 奥鬼怒遊歩道 ⇒ 八丁の湯 15:00 ⇒ 加仁湯 15:30 ⇒ 手白澤温泉 16:10(泊)
/手白澤温泉 09:30 ⇒ 加仁湯 10:00 ⇒ 八丁の湯 10:10 ⇒ 奥鬼怒遊歩道 ⇒ 女夫渕温泉駐車場 11:20

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