スノーシューを楽しむために赤城山の“長七郎山”へ行ってきましたが、あまりにも雪が少なくてまいっちんぐな山行でした。3連休の最終日、2月の11日のこと。
ヤマレコやYAMAPを見て事前情報を仕入れると、登山者のみなさんも雪が少ないと嘆いてた。一応スノーシューとワカンは両方とも用意して、現地に着いたら臨機応変にどちらにしようかと思案。
結局軽いワカンだけ持参しての山行となりましたが、まさかアイゼンすら付けずに歩けてしまう雪山山行となるとは思いもよらなかった。
赤城山へゆくときは、邑楽郡大泉町の“TOMIのパン屋”で朝ごはんを食べてから山へ乗り込むのが今のところのルーティーン。チーズコステーラと濃い珈琲を食べて飲んでからゆくと調子が良い。
でもこの日、実は三年ほど前にTOMIさんが亡くなっていたことが遅ればせながら判明しショックが大であった。(´Д`) 陽気で楽しいオヤジさんでした。残念だ。
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さて山行は“赤城公園ビジターセンター”の駐車場からスタート。普段は風がびゅうびゅう吹いている鳥居峠も、何やら序盤から穏やか。登山口は取り付きから雪がしまって歩きやすく、目的の山頂まではあっという間に着いてしまった。
小地蔵岳、長七郎山と、のんびりゆっくりと道草して山歩きを愉しんだ。ほとんど人にも会わず、長七郎山ではひとしきり山でのごはんも愉しんだ。青空が出てくれさえすれば、文句無しだったのだが。(~_~)
下山は凍った小沼を縦断するコースで歩を進めました。が、小さな気泡が固まってできた沼の氷を見ていると、何だかところどころで「ボコんボコボコん・・・」と、氷の下の方から何やらいや~な音が聞こえてくるものだからヨメ氏と二人して大慌て!(@_@)
数年前の山行で“氷が沈み込む様子”に比べたらまだ幾分マシだけど、氷の下の大きな擬音は嫌なもの。しかしあれは何だったのか、メタンガスの音なのかしら。
残念なことやもやもやしたことがあれば、やはり山歩きに出かけたい。ときには(いつもだけど~_~;)酒の力を借りて発散させることも大切だけど、山の上から見る景色に気持ちが浄化されるのは本当のこと。
山の上で食べるカップ麺ですら数倍旨く感じるのだから、山はやはり気分上々にさせてくれる何かがあるのだろう。良き山行でした。