飯豊本山・大日岳歩き

ちょっと早い夏休みは、今年は山形、新潟、福島三県にまたがる“飯豊の山”を歩いてきました。8月4日(日曜)~6日(火曜)のこと。大変に暑すぎてまいっちんぐな山行でしたが、無事に下山してみたら何とも達成感が半端ではない満足のゆく山歩きでした。
いやしかし夏山ってやっぱり暑いのなんの・・・。こんなにもバテるのだから、まだまだボクら修行が足りません。~_~;

〈夏休み山行記録〉
1日目:川入in ⇒ 御沢野営場 ⇒ 横峰小屋跡 ⇒ 峰秀水場 ⇒ 地蔵山分岐 ⇒ 剣ヶ峰岩稜 ⇒ 三国小屋 ⇒ 種蒔 ⇒ 切合小屋(テント泊)
2日目:切合小屋 ⇒ 草履塚 ⇒ 姥権現 ⇒ 御秘所 ⇒ 御前坂 ⇒ 本山小屋 ⇒ 飯豊本山 ⇒ 玄山道分岐 ⇒ 御西岳 ⇒ 御西水場 ⇒ 御西小屋 ⇒ 大日岳 → ピストン → 切合小屋(テント泊)
3日目:切合小屋 → 種蒔 → 三国小屋 → 剣ヶ峰岩稜 → 地蔵山分岐 → 峰秀水場 → 横峰小屋跡 → 御沢野営場 → 一ノ戸川 → 川入out → いいでのゆ


「蒸し暑くって・・・」

ゴールデンウィークに初めて歩いた飯豊山。デビュー山の“頼母木山”を皮切りに、どうせなら今年は飯豊の年にしようとヨメさんと二人して心に決めていたので、ならば早いうちに、“杁差岳”に続き、飯豊山の本丸である『飯豊本山』と『大日岳』を歩いて来ようじゃないかと計画。そしてわざわざ暑い夏に実行。目的は“イイデリンドウ”などの飯豊山の夏に咲く花を見るためでありました。


「蒸し暑くって・・・」

いやしかし飯豊の夏は暑い暑いと聞いてはいましたが、まさかこんなにも“暑い”とは想像を絶するものでした。登山口から初っ端の樹林帯の3時間歩きで、暑さと湿気でとても息苦しくなり意気消沈。


「ダウン・・・。(-_-;)」

実は早々にヨメさんへギブアップを申告。ザックの重さと寝不足からくる体調不良によるものと想像できましたが、飯豊のお花をすぐにでも見たいヨメには全く取り付く島もなく、華麗に却下。
尻をたたかれながら、水と塩とカロリーを摂取されながらの小休止をたくさん取らされながら、先ずは“三国岳避難小屋”を目指したのです。

コースの途中には“峰秀水”なる冷たくてべらぼうに美味しい水場があって、それはそれは生き返ったものでした♪(º∀º) ちょうど持参してきた水の半分を飲み干していたので、全て満タンに給水補給。冷たくて美味しい水場だっただけに、その場から離れるのがとても辛かった。


〈稜線〉


〈剣ヶ峰 岩稜〉

そして稜線へ出て、廻りの景色を楽しみ、蒸し暑かった樹林帯から解放されたと思いきや、今度は剣ヶ峰岩稜の岩肌に蓄熱された暑さにダメージを受ける。相当ヘロヘロになって“三国小屋”へ到着するのであった。

三国小屋では少々小休止。岩場の暑さにやられ水の消費が激しかったので、三国小屋でポカリスエット500円をひとつ追加購入。・・・ぬるくて涙する。(>_<)


「奥に見える山が飯豊本山」

さて、三国小屋からこの日の目的としていた“本山小屋のテント場”のある飯豊本山をロックオン。・・・遠い。コースのCTを確認すると、4時間ちょっとで着けるようだ。

だが今度は、三国小屋を過ぎてからはヨメさんが激しくバテ始める。逆にボクは元気に元通り。ヨメさんは日陰を探しては小休止を取りまくり、ボクは稜線で少しでも風を受けたいがために少しでも先へ急ぎたい。
暑い時期のコンビ山行はなかなか上手く行かないものである。まさかCTが2倍もかかるとは思いもよらず。


「なんだか遠い飯豊本山」


〈マツムシソウと大日岳〉

結局この日は“種蒔山”を過ぎた辺りでターゲットを“切合小屋のテント場”へと変更。お互い体を労わりながら、お花でも撮ってゆるゆると先へ行くことにしたのです。もうバテバテで喉がカラカラだったので致し方無し。

切合小屋”へ到着。テント場の受付をし、とりあえず一泊分の二人料金2000円を支払い、テントの幕営地へ向かって急いで設営する。テントの中へ放り投げたザックからは、キンキンに冷やして持ってきた大量の缶ビールとつまみをだけを取り上げて、小屋の影になっているベンチの特等席へ向かうのであった。・・・ビールが旨くて涙する。(º∀º)


「歩荷したビール類」

ところで、切合小屋には、とても“冷えた”缶ビールも缶酎ハイもジュースもあってものすごく驚いた。これは小屋番さんが取りにいける雪渓がまだ残っているお盆の時期あたりまでは、こうして冷え冷えのドリンクを提供できるのだそうだ。
ああぁぁぁ(´Д`)、この情報さえ知っていれば、ヘタに大量のビールと酒を歩荷してバテる必要など無かったのに・・・と大失敗。

切合小屋は、テント場も水場もトイレも全てが近くてすこぶる良かった。冗談に全く聞こえないギャグを云う小屋番さんも面白くって良かった。噂の温い水は、夜になるとちゃんと冷えるからボクはあんまり気にはなりませんでした。

テント場からの景色は北西側しか見えませんが、飯豊本山も大日岳も見えて、意外と良くって感無量。この日はその景色に酔いしれて、そして疲れて酔いつぶれて翌朝を迎えます。(~_~;)

2日目に続く
 

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