山菜狩り

山菜の王様・タラの芽に、山菜の女王・コシアブラ。そしてネマガリタケ(根曲がり竹)——
この三種の山菜を狙って出かけてきた週末のお話。
いよいよ、旬のうまいもんの季節が続々と到来だ。2025年5月17日㊏〜18日㊐のこと。

 

5月17日㊏──大雨。
朝7時ごろ、山仲間との集合場所へ向かうも、やっぱりなの土砂降り。
天気予報通りであったが、テンション、だだ下がり。
あたりは濃いガスが立ちこめ、景色も何も見えやしない。

カッパ上下に長靴、そして長傘。雨天仕様の完全武装で狩り場へ向かった。

 

するとどうであろうか♪
ほんのちょっと、宝の山のような場所をうろうろしただけで、さっきまで下がっていたテンションが一気に爆上がり!

まだ若い芽は摘まぬよう、コシアブラは採りすぎに注意しつつ、びしょ濡れになりながらも1時間半ほどで山菜狩りを終了。

 

冷えたカラダを温泉でしっかり癒したあとは、お待ちかねの山菜料理で宴会がスタートする。まるでどこかの料亭にでも来ているかのようだった。

 

とにかく、すごい!!
何がすごいって、採りたて山菜のその美味しさである♪♪

 

 

そして、たまらない!!
コシアブラの天ぷらに、タラの芽の天ぷらに、ハリギリの天ぷら。それからネマガリタケの天ぷらだ。
あまりのうまさに、ぶったまげる。

 

 

「新鮮な山菜ってこんなに旨いのか!」と、ビックリ仰天である。

 

 

 

さらに仲間がこしらえてきてくれた“呑兵衛仕様の肴”がまた嬉しい。

 

日本酒は熱燗で二升、4人でぺろりと空けてしまった。ウイスキーもピッチよく呑んで、止まらない。

 

5月18日㊐──晴れ。
雨が上がればこっちのもん。
熊ベルをりんりん鳴らしながら、朝からたっぷりのネマガリタケを狙って再び山へ入る。

 

「根曲がり竹子、狩り場へin」
格好はもう‥ほとんどプロのようである笑

 

そして、またしてもどうであろうか♪
ほんの一時間ほど、タケノコ探してうろついただけで、ヨメさんと二人でもこれだけの収穫。

 

とてもフレッシュで状態のよい“赤もの”と呼ばれるネマガリタケが、にょきにょき出ていた。
今年も幸先の良いスタートがきれたようですこぶる幸せ。

 

もちろんこの日の晩ごはんは、バター醤油で炒めたコシアブラごはんに、タケノコ汁、そしてネマガリタケの刺身となった。

 

……もう、春の恵みがたまりません😍

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