丸鍋会 2024

新緑の頃、毎年恒例としている集いがある。その名も『丸鍋会』。2013年からもう10年以上も連続して続いている。

 

大菩薩エリアの標高1700mに位置する『山小屋丸川荘』へ集まる有志たち。昔は丸川荘でしか手に入らなかった〝丸鍋〟を持ってくることが何となく参加の条件であったのだが、丸鍋を忘れてきたり、重たいから置いてきたとかで、持ってこない仲間が出てきたりしてそんなのどうでもよくなった。
そしたらいつの間にやら丸鍋会と云う名の、ただの呑み山行となってしまった集まりの話。
5/18㊏~5/19㊐のこと。

 

さて、今回の山行。スタートはいつも通りに“柳沢峠の駐車場”から。
‥としたのだったが、何ということか9時で駐車場は満車となっており、小さなジムニーですら一台も入る隙間もなかった。
てことで今回は初めて歩く〝落合口駐車場〟からスタートし、いつもとは違う山歩きを楽しみながら丸川荘へゆくこととなった。

 

先ずは仲間からの、トウモロコシおにぎり🍙の配給から始まった。みんなの分もつくってきてくれるのがスゴイ。

 

鶏冠山登山道を歩いてゆく。
鶏冠山は巻くのだが‥‥。

 

新緑で目に眩しい登山道を連なって歩いてゆく。

 

あっちにもこっちにも、おしゃべりの花が咲いている。

 

一休みの度におしゃべりの花。なかなか先へ進みません‥。

 

今度“黒川金山跡地”へ行ってみようと思う。どうやらこのルートで歩いて来るのが良さそうだ。

 

やっと予定していた通常ルートの“六本木峠”へ到着。
この日のボクのザック、20kg‥。いい歩荷訓練だと思いながら歩いてきたけれど、やっぱりボクにはちと重い。せめて18kgには抑えたい。

 

六本木峠からは、いつもの歩き慣れたコースなので丸川荘までは端折ります。

 

丸川荘へ到着後、お天気だったら岩のテーブルで即乾杯するのもいつものこと。
小屋の青いトタン屋根の上には、小屋番さんがマットレスを天日干ししてくれていた。これで寝床がぬくぬくになるのだから嬉しい限り。

 

ひとしきり呑んでつまんで休んだら、各々が持ち寄ったごはんを準備して宴会が始まってゆく。

 

一升瓶の日本酒が、あっという間に空になる。

 

小屋の中が薄暗くなってくると、小屋番さんがアルコールランプを灯してくれます。

 

ジュ~ジュ~と、お肉を焼いている音が聞こえてきそう。これが美味しいのなんの♡

 

最後まで呑んだくれていた人たちは、日付が変わっても1~2時間はまだまだ元気だったようだ。

 

翌朝。
2日目もお天気のはずだったのだが、悪天に変わりぽつぽつ雨まで降ってきた。時折ザーザー降り。
山歴もずいぶん長い連中の集まりなのに、こういう時に限ってカッパを置いてきたりザックカバーや傘を持って来なかったりと、毎回こうして呑み山行する度に反省しているような気がします。
よって、iPhoneで雨雲レーダーを気にしながら下山することとなった。

 

丸鍋で米を炊き、コシアブラを添えたきのこ汁とおかずで朝ごはん。

 

これにて今回も、只木さん(元小屋番)と末澤さん(現小屋番)に、報復の意味じゃない挨拶の方の“お礼参り”が出来てなによりだった。
8年も前の(2016年10月)、ヨメさんの〝足首の骨折事件〟以来、この二人には足を向けて寝られません。

 

帰りの寄り道は例によって、“山の湯宿 はまやらわ”のわらび餅を食べてから。相変わらず美味であった。
因みに はまやらわに寄ったときは、プラ壺に入った梅干し(1500円)も買って帰ります。しょっぱさ、粒の大きさともに理想的でとても美味しい。

――――――――――

合計距離: 16.25 km
最高点の標高: 1697 m
最低点の標高: 1132 m
累積標高(上り): 954 m
累積標高(下り): -967 m
総所要時間: 01:55:05
Download file: b8d6d66e76167c6c479cec2114bb0580.gpx

-山歩きと山登り, イベントや出来事
-

© 2025 bebeDECO