裏岩手縦走〈ケーコ編〉一日目

♨ 松川温泉 松楓荘
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高速道路くらいは運転を代わってあげたい気持ちは山々なのに、
どうも私は船漕ぎ専門で、至福のうちにバビューンと岩手着だった10/8~10/10の話

すっかりタイミングを逃してしまった。
今年こそはペーパードライバー講習を受ける予定でいた。
体が覚えているから大丈夫とよく言われるが、どちらがアクセルでどちらがブレーキかさえ記憶にない。
安全のため、ブレーキは大きくして踏みやすくしてるよねと真顔で答えるレベルである。
さらに自分が運転してる姿が全く想像できないのも困ったものだ。
早く自動運転が普及するといいな。

10/8木
台風14号が接近中、貴重な薄曇りのうちに八幡平へ向かう。
まずは人気(ひとけ)のない黒谷地湿原をぶらりとするも、笹薮の方からガサゴソガサゴソ・・・
大声を出して手を叩き、音楽も鳴らし引き返す。


「熊の泉」って

車を山頂レストハウス手前の無料Pに移動させ、岩手と秋田の県境をウロウロしてると、
すぐにわかった。
「あれ、もっこだよね?」
「多分そう、もっこりしてるから。」
畚岳(もっこだけ)だ。

明後日昼頃ここへ下山予定であるが、やはり今日のうちに八幡平も登ってしまおう。

山頂からの道すがら、気になるのは何故か畚岳で、
「あれ、もっこっかな?」
「そう、もっこもっこ!」
一度聞いたら忘れられない「もっこ」の響き、「もっこ」に夢中になってしまった。

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八幡平樹海ラインで藤七温泉経由で松川温泉に下りる。
登山口Pの下見をし、松楓荘へ到着。


ウェルカム温泉卵


まだ明るいうちに洞窟岩風呂(混浴)へ吊橋を渡って行く。
うっかり裸にマスクでお湯に入ってしまった。これってひょっとしてコロナあるある?

もう一つの露天風呂(混浴)はとても入りやすかった。
入口は男女別で、女性だけが内湯と通路で繋がっており、脱ぎ着の煩わしさもない。
湯船に浸かったまま、ネッシー(死語?)のように移動した先にメンズが居る、という形式はとても良いと思う。
タオル巻OKと言われたけど、NOタオルでいける!


内湯は熱めとぬるめの二つ
熱めというか、超熱め


水が冷たくて美味しい


岩手の松茸ごはんが美味しかった。
好きなものは先に食べる派なんで、まつたけ御飯を二膳たいらげ、おひつを空にしたら、
配膳のお母さんがコショコショと「あと一膳ぶんくらいならまだありますよ。」って。
食べ過ぎて辛い思いをした“大天荘”の二の舞だけは避けたかったから、丁重にお断りした。
明日の昼用におにぎりにして下さいとも言いかけてやめた。いくらなんでもがっつき過ぎだろう。


今日のうちに精算を済ませる。
モモちゃんおやすみなさい。

二日目に続く

-山歩きと山登り
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