平標山歩き

関東甲信越は“梅雨”真っ只中の、2020年6月25日、木曜日のこと。
そして、コロナ禍のよる非常事態宣言の規制が緩和され、他県への越境が許されてからの初めての山歩きのこと。
今回はお花の山で有名な『平標山』へ行ってきました。

✿❀✿

この日は山の天気予報では梅雨の晴れ間。夕方までは雨も風も穏やかなオールAのお天気でした。お昼過ぎには晴れマークもちらほらとお目見え。たとえ曇天なお天気でもお花見山行なら問題なしと…。
がしかし…蓋を開けてみたらとやらで、駐車場から風が強く霧雨が舞う濡れる雨でした。😣

覚悟を決めて雨合羽を着込んで歩き始めるも、初っ端からの急登に汗だくとなり、早々にいつものTシャツ暑がりスタイルに戻ります。
幸い?にも霧雨がガスに代わり、視界は多少良好となりますがガスった景色では残念ながら眺望はありません…。


ヒラタケ? ムキタケ? た、食べられるのかしら…?!

鉄塔の休憩ポイントや数合目の標識ポイントで息を整えながら、先ずは“松手山”を目指します。そこからは兎にも角にもべらぼうに風が強くて色々と難儀しました。

体重のあるボクですら風に飛ばされそうな勢いです。先ゆく登山者も、沢山の方々が山頂へも行かず諦めて下りてきてました。

途中でたくさん遭遇するお花を撮影しようとしても、風でびゅんびゅん動いてゆっくり撮らせてもくれません。

結局…、iPhoneで撮影したこの“ハクサンイチゲ”が一番綺麗に撮れていたという始末でまいっちんぐ…。😭

楽しみにしていたハクサンイチゲを見に行く“飯豊朳差岳山行”が、今年はこのコロナ禍で中止となってしまいました。特にその山行を楽しみにしていたヨメ氏にとって、この“お花の山歩き”が代替えとなってくれたらなと思って望みましたが、天気が悪天し読みが大外れ。

当初は平標山のその先の、仙ノ倉山まで行って、“お花の稜線歩き”が楽しめたらいいなとの思いも目論見通りにはゆきません。今回は平標山の山頂での“強風”にギブアップ。
無理せずに、平標山ノ家を経由して“平元新道”で下ることとなりました。

梅雨の中での山歩き。好天もすれば悪天にもなるわけで、土砂降りの中での山歩きとならなかっただけでも良しとしなければ贅沢者。

ところで、平標山の山頂を過ぎて下り始めるとすぐに難儀していた強風がピタリと止みました。とは云え廻りはまだガスッガスで眺望はありませんでしたが、ものすごい天気の変わりように驚かされます。

唯一好きなワタスゲも↑ご覧のように濡れてしまっては全く可愛くもなんともありません。これじゃあただの湿った脱脂綿。やっぱりワタスゲはぽわぽわしていてほしいものです。残念でした。

大休止は“平標山ノ家”で。ガスった景色で相変わらず眺望は無いけれど、お天気は意外にも回復傾向でとにかく暑い。外のベンチをお借りして山ごはんとしました。
青鬼ビールはコクがあって苦くて矢張り旨い。家でつくってきた🍙おにぎりは味も具も大きさも理想的でコンビニで買うものとは矢張り違います。

下山路は“平元新道”を経由して“上信越自然歩道”を歩いて駐車場まで戻ります。約一時間の緩~い林道歩きの道のりですが、これが単調で暑くて実にしんどい。最終ゲートの横にある沢での水浴びで、なんとか生き返りゴール地点へ。

“平標登山口 元橋駐車場”の駐車料金は600円。とても綺麗なトイレがあって、汚れた登山靴を洗える足洗い場もあって快適でした。
ジムニーの高速道路料金(軽自動車)は最寄りICから関越道の湯沢ICまでで片道3850円。休日だったら片道3530円。その差320円ほど。

これは節約したいところではあるのだけれど、仕事上リモートワークよる平日登山が可能となった現状では、『with C』での山歩きはやっぱり空いている平日に是非とも歩きたい。
さてまた来週。今度はどこで汗を流してこようかしら。

 

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