屋久島備忘録 vol.1

尾之間温泉
四日間の“屋久島縦走歩き”のあとに、真っ先に立ち寄ったお風呂の『尾之間温泉』。
山の中に四日間も居ると、それはもうなんともスゴいことになります。この山行がもし夏の暑い時期であって大汗かいていたらと思うと、それはもう・・・怖くて怖くて想像したくはありません。(~_~;)

さて尾之間の温泉。足元自噴です。お湯がとても熱いと聞いていたけれど、ボクが入浴ったときのタイミングが良かったのか、湯加減が絶妙でものすご~く気持ちが良かったんです。四日間の山旅の疲れもありまして、なんとも言えない心地良さ。
肌にしっとりするヌルヌルのお湯と、浴槽下に敷かれた玉砂利の指圧効果がこれまたグー。なんとも言えない気持ち良さ。とても良い温泉でした。

 

尾之間温泉の『入浴料』は格安の200円。ありがたい。
けどシャンプーと石鹸は無いので、持参するか買い求めます。一回分のシャンプー&リンスが100円。ボディーシャンプーのミニボトルも100円で売っています。
ところで、番頭台の上に猫ちゃんが乗っているのには驚いた。外の駐車場にも、室内にも猫ちゃんが沢山いて結構驚きます。
野良猫の他、捨て猫が知らぬうちに集まってきたようです。因みに全ての猫ちゃんは去勢済みとのこと。

脱衣室で入浴の準備をしていると、地元の人たちは皆元気よく挨拶して入ってきます。よって挨拶してくれるのが地元の方々で、挨拶無しの人は他所の人と云うことになりそうです。因みにお風呂に入っていたほとんどの方が地元の人。入浴の仕方が手慣れておりました。

 

その入浴の仕方。ボクは地元の強面のお兄ちゃんに指導を受けました。「先ず浴槽の縁でカラダを良く洗う」「そして頭も良く洗う」「そしたらゆっくり入る」と。
なるほど。どおりで浴槽の『縁の床』にみんなで座って、桶で湯をすくってカラダを流してるはずだ。ボクも皆に習って同じことをします。でもお湯がぬるぬるで頭の泡がちゃんと流れているか分からなかったので、強面のお兄ちゃんを見て確認をうながします。
「サムズアップ👍」をもらえてやっと入浴です。これがもうたまらない。なんとも言えない気持ち良さ。とても良い温泉でした。
因みにシャワーは一台きりで洗頭のみの使用で可。二台あるカランからは水しか出ません。

 

次回の“屋久島”は、是非ここからも歩いてみたいものである。尾之間歩道からの“蛇之口滝コース”、なかなか魅力的なようです。

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