Yatsugatake J&N

J&Nの中生ビール

今年の3月初旬に、仲間と『残雪期の赤岳』を歩いたとき、運転をしない者がこぞって“お疲れビール”を呑っている姿を見て、蹴っ飛ばしてやろうかと云う衝動にかられたことがあった。それほどにボクもビールが呑みたかったし、とてもとても美味しそうであったのだ。そしてその時、いつかここ『Yatsugatake J&N』でボクも絶対に生ビールを呑んでやる、と誓ったのでした。( ఠ_ఠ )

J&N

ところが、車を持っている登山者にとっては“八ヶ岳”は日帰りできる山のため、美濃戸口の麓にあるこのヒュッテの利用価値と目的が、なかなか見いだせないのでありました。ところがどっこいこ8月11日の『山の日』。やっとチャンスが到来。
登山後にいそいそ慌てて帰って中央高速の大渋滞にはまって泣きを見るのならば、いっその事“お風呂”に入って“生ビール”も呑んで、J&Nに泊まってゆっくりして帰るのはどうかとヨメさんにプレゼン。・・・OKでました!(°∀°)

てことで、Yatsugatake J&N。安くて清潔で快適であまりにも“美味しかった”ので、自分memo的記録を残しておくことにします。

J&Nの小生ビール

先ずは、生ビール。
『中』は透明グラスで、『小』は銅のカップで出てきます。登山後の一杯目は問答無用にグラスの“中生ビール”が最高に美味♪ですが、二杯目からは、冷えた状態が続く銅のカップの“小生ビール”がよろしい。もちろんお値段の差は出ますが、銅のカップの方が旨い! ように感じます。(~_~)

J&Nのお風呂

お次は、お風呂。
男女とも湯船は1.8m角でカランと洗い場は4つ。小さいながらも“清潔感”があってとても気持ちの良いお風呂だった。男風呂のシャンプーとボディシャンプーがシーブリーズなのに、ものすごい好感を覚えました。大汗かいた山歩き後のお風呂には、この爽快感は本当に最高のおもてなし。でも一つだけ残念だったのは、脱衣室に付けてくれていた扇風機があまりにも小さすぎる。(´д`)

J&Nの個室

J&Nの個室

そして、部屋。
チェックインした後に案内された部屋は、7号室と8号室の“上下の個室”。J&Nの部屋は、相部屋の中に細分化された部屋のすべてが個室となっていて、縦2.6m×横1.35m×高さ1.25mと、各々のスペースが決められた箱状のボックスタイプになっており、相部屋ながらプライバシー対策が万全。これは大変に面白い構造と仕組みであった。

J&Nの個室

J&Nの個室

ベッドの足元か頭上には荷物を置くスペースもちゃんと確保されているし、長方形の長手側からアクセスできる点も良かった。
個室内が暑い場合、襖を左右に少し開けて中央に寄せれば、風を取り込めるのでさらに快適に過ごせることも覚えました。

J&Nのステーキプレート

待望の、ごはん。
先ずは晩ごはん。
ステーキプレート×2と小生ビール×4を頼んで空腹を軽く満たしたら、プロシュートとミラノサラミのおつまみと、ポークリエットのおつまみを追加注文。

J&Nのおつまみ

持久戦へ突入するため白ワインもボトルで頼んで、緑鮮やかなスパゲッティバジリコをつまみ、やっとここでこの日の山行を振り返り反省会へ。
登山中に出会った笑顔の素敵な若者の真似してみたら、歯にいっぱいのバジリコが付いていたみたいでまいっちんぐ。(>_<)

J&Nのカレー

最後にはまた生ビールを数杯頼んで、お待ちかねの“シェフ特製カレー”も頼んでこの日はこれで〆。いやはや本当に良く食べた。
山歩きで消費したカロリーは、間違いなくここで摂取したカロリーが上回ることは言うまでもありません。実はこれが一番の反省点か。(O_O)

J&Nの朝ごはん

翌朝の、ごはん。
朝ごはんは、とろとろのチーズと上等なハムを挟んだサンドイッチと、丁寧にドリップして淹れてくれたコーヒー付きのセットが出てきた。これがすこぶる美味しい。しかもこれで500円はとても安い♪
そんな朝ごはんをのんびりと食べながら、オーナーのひとりナオコさんから色んな話が聞けました。興味のある建築のこと、そして趣味の山歩きのことなどなど。
天然のキャラに加えてとても人懐っこくてとにかく明るいので、がんがん沢山のことを話してくれます。とても楽しい朝ごはんでした。(・∀・)

J&Nのマロ

また時間的な余裕があったら、J&N泊まりでの八ヶ岳山行を楽しみたいものです。雪のある季節も楽しそう(美味しそう)。山の麓での山小屋泊。これはなかなか、快適で病みつきになりそうだ!!

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