ある日、ヨメさんが云う。「やばい、これもう期限切れてる。」や「これはもうあと一週間で切れる」など、山で使おうと思ってストックしていた食材が軒並み期限切れ。&間近。マジだ。
その大量な食材を一気に消費するべく、福島県は檜枝岐村の“バンガロー&キャンプからまつ”でキャンプをしてきました。
思い立って出かけてきたGW前半の4月28日〜30日のこと。
今回はのんびりとキャンプすることが目的だったため、家を出立するのものんびりと7時過ぎ。
きっと大渋滞しているであろう高速道路も使わずに、目的地のキャンプ場まではずっと下道でゆきました。混雑している西那須野や日光は極力避けて、最短距離の下道を探しながらジムニーで進みます。
するとどうであろうか、時間こそかかるものの渋滞にはまったく遭遇せずに、とても快適なドライブを楽しみながらキャンプ場へ到着することができました。ヨメさんにいたっては渋滞のストレスフリーからか、結構近いねときたもんです。~_~;
やれやれですが、からまつキャンプ場へ到着後はお約束のビールを呑りながら、もたもたとテントとタープの設営に取りかかります。
さてテント。昨年12月頭の“韓国旅行”で買ってきた新しい山岳用テントの初張りでした。本当ならばどこか山の上で筆卸しをしたかったところですが、いつになるか分からないので我慢できずに張ってみました。
これはいい!楽ちん!格好いい!、けれどもやっぱ狭い・・・。(-_-;)
ダブルウォールでフレーム外側の吊り下げ式だからしょうがないのだけれども、この狭さと天井の低さはシングルウォールのニーモアンディの広い空間に慣れてしまっているので、気にならなくなるまで少し時間がかかりそう。それから、吊り下げ式のフレームなので、テント自体のピンっとした弾力のある張りが無いのもなかなか慣れません。
でもこのテント“ゼログラム”のエルチャルテンの不満なところはその2点のみ。長辺側の“前室”も“出入口”も二つあって、それでいて軽量でフットプリントとインナーとフライが三位一体となった独特の構造がとても魅力的。カラーリングも好みで良いことの方が勝っていることは事実です♪
からまつキャンプ場。普段から一日のキャンプ受け入れ人数を制限しているとはいえ、連休初日の一日目はえらく空いていてプライベートな時間を大満喫。
寒いからとテントに入り早々に高いびきを決めこんでいたヨメさんをよそに、ひとり焚き火を囲んで食材お掃除のアテをやりながら、安いペットボトルのワインを呑んで、23時頃までひとりでくだを巻いてました。
二日目はただ今『おぜしかプロジェクト』で大活躍中の“ひだまりさん”の案内で、朝から晩まで色々なところへ連れて行ってもらい二日目も大満喫。
特に早戸温泉つるの湯の“露天風呂”と、つるのIORIカフェの“定食”に大満足。目の前に広がる只見川のロケーションを有する露天のお風呂と、ソウルフードのおにぎり定食のクオリティが高くて美味しくてびっくりした。
福島県は、ちょっと足を延ばせば素敵なところだらけだ。ただそのちょっとの足が、すいすい走るとはいえ距離にして100kmぐらいあるのは玉に瑕だがね・・・。(~_~;)
方々寄り道して日暮れ前にキャンプ場へ戻ると、この日は結構なにぎわいでからまつキャンプ場が華やかなテントで色付いていました。といってもキャンプ場へ受け入れる制限をしている訳だから、まったく窮屈さは感じないのだけれど。
目的の食材お掃除キャンプもできて、とても有意義なゴールデンウイークの前半戦を過ごすことができました。先ず何より三日間すべてお天気だったのがすこぶる良かった。
これにて無事に、食材お掃除キャンプ終わり。(・∀・)