燻製キャンプ 2014初夏

燻製キャンプ2014封蝋バー

5/24(土)~25(日)のこと。燻煙の良い香りに誘われて、山梨県は北杜市にある「尾白の森キャンプ場」で燻製キャンプをやってきました。

ボクは前回の大失態キャンプを教訓に、ゆっくりとお酒を楽しむことを常に心がけての参加。結果、おひらきとなる最後まで記憶がちゃんとあったから、今回キャンプは大成功だろう。までもボクは醜態もさらさず、メンバーである忘れ物大王のメイン忘れも無く、少々話題性には乏しいけれども、そんなことなんて全く関係ないほどの大豪勢で大成功な燻製キャンプでした。そんな週末のお話です。

乾杯

ボルシチの準備

道の駅はくしゅうで仲間と落ち合い、そこで美味しい天然水を汲み、そこから近くにあるキャンプ場へは10時にアーリーチェックイン。何人いても+1000円だけなので、今回のような一泊でのイベント型キャンプでは、午前中から準備ができるできないでその日の有意義な行動が大きく左右されますから、早乗りができるのでとても都合の良いキャンプ場でした。

メンバーにはキャンプ初心者の方がいたことと、雨天でも難無く決行できることを考慮して、キャンプ場では今回も前回と同様にコテージ泊とした。15人用の「桐」と云うコテージを9人で広々と使い、各々の寝床のスペースがとても良い感じ。これなら多少のイビキでも難のその!とふんだものの、離れていても暴走族はやっぱり暴走族でした。笑

尾白の森キャンプ場 桐コテージ

15人用コテージはオプション無しで23,660円。車はコテージ横に2台までなら駐車がOKとなり、それ以降の車は別敷地に駐車する仕組み。1台増える度に+500円徴収されます。コテージの玄関脇には庇つきの外部スペース(外部コンセントあり)があって、6人が座れるベンチ+テーブルが2セットあり、計12人は備え付けの家具でくつろげるって寸法。因みにベンチとテーブルはくっついているのでバラバラにはなりません。あしからず。

ダイニングスペース

今回の燻製キャンプは、主催してくれた燻製道士さんに広々と自由に、そして快適に燻製してもらいたかったので、できるだけ燻製作業に支障をきたさないように、適切な動線計画と広い燻場スペースの確保を念頭に置いてサイトをレイアウトした。タープ下のダイニングスペースと燻場、そしてバーカウンターの位置関係に気を使ったさー。幹事の役目、少しは果たせたかしら。

燻場

さて、燻場では燻製道士による数々の燻製の下準備が進められ、そして燻煙があがるのと同時にバーカウンターにもまたまたすんごいお酒が並びます。例によっていつもの白州の他には、メーカーズマークや上等なビールも並んだりして、お店さながらの品揃え。

封蝋バーの儀式

それで今回のキャンプは「封蝋バー」がコンセプトなんだと燻製道士からアナウンス。何やら燻製したっぽい3枚折りの和紙に封蝋したものと、小さな剣(ペーパーナイフ)を手渡され、それを開封してからが今回の燻製キャンプの本格的始まりなんです!と云うこだわりよう。これにはかなり感動した。
キャンプ場はフレッシュグリーンが目に鮮やかで、お日柄の良い初夏の頃。呑むにはまさに最適な日。そしてメンバーは酒豪の集まりときている。用意してあった多めの炭酸水があっという間に無くなってしまうほどの勢いで一同が呑みまくり、最後の方は皆もう大胆にもロックやストレート呑みに拍車がかかる。ボクは一応、たまにチェイサーを飲んだりしながらお酒を呑んでましたので大人しいもん。

燻製道士の燻製サムネイル

さてさて、肝心の燻製道士の料理。これがまたまたスゴかったのだ。ざっと云ってしまうと、燻製ピスタチオ、今半の肉を使ったスモークステーキかまぼこジャーキー鶏もも肉の燻製、一週間熟成させたハチミツ味噌ショルダーベーコンの燻製、桜香るスモークチーズが2種類で、6品目もの燻製が出てきた。スムーズな手際と美味しさにもう驚きっぱなし(>_<) カウントしていないけれど、プチトマトの燻製も絶妙だった。

それから、今回も燻製同人が一緒に参加してるってことで、牡蠣の燻製オリーブオイル漬け(お土産仕様)とタラコの燻製が+αとしてテーブルに並んだ。スゴい豊富なメニューの燻製でした。さらには、シーフードパエリアと生牡蠣、ボルシチと自家製レバーパテまで食卓に並んでいましたんで、その様はまるで何処か場末のレストラン以上。そんでボクは箸休めにつくったいつもの切り干し大根の梅マリネを、そっとテーブルの隅に置いておいたわ。他の方々料理に、まるでかなわない。苦笑

夜の雰囲気

朝めしの風景

朝は持参したミルで豆を挽いて、コーヒーを淹れた。コーヒー
豆はメーカーズマークの豆であった。ボクは初めて見る。甘~い香りが漂い、飲む前から美味しそう。水は南アルプスの天然水。豆はメーカーズマークのフレーバー系のお豆さん。これでマズイはずは無い。各々1杯ずつ飲んで、昨夜の燻製のお礼の朝めしの用意に取りかかることにした。
ところがどっこい昨夜のパエリアとボルシチがたっぷりと残っていたので、急遽メニューを変えて、パエリアにチーズを入れてバウルーでホットサンドすることにした。ライスのホットサンドは表面がパリッと焼けてなかなかに美味しいのである。朝用に持参したオールフリーもすすむすすむ。さこれで残した料理は何もかも食べて残飯も無し。ゴミの量も少なくて、少しは自然に貢献できたかな。

上からの朝めしの風景

初夏の頃の燻製キャンプ。何もかも大成功に終わり次につながる遊びができたかと思う。でもま、とりあえず、いつものように酔いつぶれなかったことがボクとしては何よりでしたけれど。今回もお招きしてくれた燻製道士に大感謝。この次は何か一品ぐらいボクもやりたいので、どうか煙たがらないようお願い申し上げます。m(__)m
それから、わださんくにさん夫妻、矢車草さん、矢車兄さん、マリマリにタカオさん、今回のお付き合いに感謝。色々なサポートもありがとう。

燻製キャンプ 2014初夏シャシン記ログ

-キャンプと野営

© 2025 bebeDECO