鬼怒沼湿原山歩&日光澤温泉

鬼怒沼湿原

9月の初旬。満を持して毎週末の仕事から解放されたあとの久しぶりの山歩きは、日光澤温泉を経由しての鬼怒沼湿原へ行ってきた。本当はテント泊山行でリスタートを切りたかったところなんだけれど、週末のお天気があまり芳しくなかったため、金曜の朝にはすっかり気持ちを切り替えて温泉宿モードに変更。(・∀・)

奥鬼怒遊歩道

さっそく日光澤温泉の小屋主さんに電話をしてみると、はい大丈夫ですよと嬉しい返答が返ってきた。うしろでワン!てな鳴き声まで聞こえてきた(嘘)。ああ、またあの3匹のかわいこちゃんに会えると思うといてもたってもいられない。翌朝は5時に家を出て、ジムニーかっ飛ばして女夫淵温泉駐車場へ向かったのだった。

タマゴタケの群生

日光澤温泉までの緩い奥鬼怒遊歩道では、タマゴタケの群生をいくつも見つけて、ヨメさんと二人してキャーキャー云いながらにぎやかに歩いて行った。こんなことならフライパンとバーナー持って来るんだったなぁと大後悔。それほどに沢山のフレッシュなタマゴタケが顔を出してくれていた。

チャンワラサンのスケジュール札

さて日光澤温泉に着くと、いつもお出迎えしてくれる柴犬かわいこちゃんが・・・、いなかった!(>_<) 表札を見ると待機中やら休憩中やらお休み中とあったので、軽く元気をもらおうと思っていたけど重荷の一部(酒とつまみ)だけ小屋にデポさせてもらって先へ進むこととした。

鬼怒沼への登山道

鬼怒沼湿原への日光澤温泉からの標高差は600mほど。大したことないなと高をくくっていたので、これがなかなかどうして後で泣きを見る。余裕があったら鬼怒沼山まで足を伸ばすつもりでいたのだが、シャリバテに大いに泣き、鬼怒沼湿原で山ごはんとなった。そしたらビールも呑んじゃってベンチに根っこが生えちゃって、重い腰がまったく上がらなかった。
湿原からの帰りは下る一方なので早いこと早いことこの上ない。ビールと温泉と、そしてかわいこちゃんとの戯れを目指して一目散に駆け下りていった。

鬼怒沼湿原

鬼怒沼湿原は草紅葉が始まっていて、だんだんとカラフルな景色になりつつあった。綺麗な池塘に映る秋色の空模様がドラマチックで感動的。映っている景色がころころ変わり、仲むつまじいトンボがびゅんびゅんと世話しなく飛び回り、夏の終わりを教えてくれていた。今度はまた違う季節のときに訪れたい。静かな山は矢張り最高です。

鬼怒沼湿原

最高と云えば、思いのほか疲れた山歩きの後に入ったお風呂がたまらなく格別だったこと。明るいうちは露天風呂へ直行し景色を眺めたい。特に乳白色のお湯が気持ちんよかで、浴槽の縁に頭を乗せてうたた寝してしまっていた。ボクには珍しい長湯となった。(・∀・)
湯上がりにビールを呑んで部屋で和んでいると、晩ごはんの号令がかかる。日光澤温泉の晩ごはんはどれもこれも丁寧につくられているから全てが美味しい。頭から尻尾まで全部食べられる岩魚の塩焼きも大変美味しい。次はかならず岩魚のからあげも注文したい。

日光澤温泉の晩ごはん

いつもは雪の降るお正月の真っ白な時期にうかがうのだけれど、こうした夏の終わりの日光澤温泉も、そして初めて歩いた鬼怒沼湿原も見応えがあってとても楽しめた。ボクにとっては丁度良い足馴らしの山歩きとなった。因みに、帰りに立ち寄ったそば処 瀬戸合峡の舞茸蕎麦がべらぼうに美味しかった。結局またお腹一杯になって帰る羽目に・・・。まいっちんぐ~_~;

日光澤温泉の看板犬チャング

■山域:北関東奥鬼怒 鬼怒沼湿原
■日時:2016年09月10日(土曜)~11日(日曜)概ね☀
■山泊:日光澤温泉
■目的:リハビリ山歩き&チャンワラサン
■山行:女夫渕温泉駐車場(07:55)⇒八丁の湯(09:45)⇒加仁湯(09:50)⇒日光澤温泉(10:20)⇒ノシ滝(10:40)⇒オロオソロシの滝展望台(11:10)⇒鬼怒沼(12:45)⇒鬼怒沼巡視小屋(14:00)⇒鬼怒沼(14:20)⇒オロオソロシの滝展望台(15:25)⇒ノシ滝(15:50)⇒日光澤温泉(16:05)泊
■ルートラボ:http://yahoo.jp/twJuIB

鬼怒沼への標識

鬼怒沼湿原山歩&日光澤温泉シャシン記ログ

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