鳳凰三山歩

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[鳳凰山・地蔵岳 賽の河原にて]

11月の2日~4日の文化の日三連休のこと。
南アルプス天然水でウイスキーの水割りを呑んできました。山で汲む水は最高に美味しくて、水割りはべらぼうに旨かった!でも呑みすぎて頭がガンガンに痛くなり、まさか山の上でウコンを飲むはめになるとは。(´Д`)

この三連休は南アルプスの山の中におりました。
直前の天気予報では、二日目の夜に雨がパラパラ降る程度だったのに、蓋を開けてみたら二日目の夕方頃から翌朝6時ぐらいまでどしゃ降りの雨でした。テントから出られず、しっこもウンコも我慢我慢。雨が小康状態になるまでひたすら寝袋の中で身悶えておりました。ま、その分おかげさまで睡眠時間はいつも以上にたっぷりととれ、腰が痛くなるまで寝てました。

 

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一日目:青木鉱泉の有料駐車場(三日間で2250円)にジムニーをあずけ、ドンドコ沢ルートで目的地の鳳凰小屋のテント場を目指して歩いた。
南精進滝、鳳凰の滝(スルーしちゃった)、白糸滝、五色滝と迫力満点の綺麗な滝を見て楽しみながら、登りがキツい山道をどんどこ歩く。渡渉は5度ほどアリ。最後の沢ではツンと上を向く地蔵岳のオベリスクが顔を出してくれていた。
テン場まではあともう少し、ビールもすぐそこ、疲れて萎え萎えになっていた気力が、俄然やる気に変わる!鳳凰小屋のテント場は1人800円。缶ビールは600円。受付横の棚にただ置いてあるだけと云う缶ビールの冷たくてキンキンで旨いこと旨いこと。感動した。かけつけ3杯一気飲み。小屋の人達は皆さん感じが良くてびっくり。看板娘のお姉さんが可愛くてもっとびっくり。

そんなに広めではないテン場にはこの日は30張りほどでしょうか。
青木から同じペースで歩いてきたおじさんは混んでますねぇと眉間にシワを寄せて云っていたけれど、五竜のテン場を経験してしまったボクには耐性ができていた模様。ペグも効くし水平だしテン場は快適そのものでした。そうそう、鳳凰小屋のテン場のトイレが綺麗で良かった。簡易的な洋便器でも座る便座であればトイレはみな綺麗に使うものだなと改めて実感。洋便器であれば狙いも確実。けして外さない。笑

それで水。こんなに美味しいとは思いもよらなかった。何度も云うけれど、ウイスキーの水割りの美味しいこと。
それから道中に仕入れた情報では、鳳凰小屋の水場から20m位下ったところで汲む水が格別なのだという。どんだけ凄いのか興味はあったけれど、目の前の旨い水に多少の労力が勝てず、次回の宿題にすることにした。いなばの缶詰タイカレー2種類をバーナーで直接炙って白飯にぶっかけて食し、知らないうちに就寝。

 

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[鳳凰山・地蔵岳 オベリスク]

二日目:鳳凰三山を目指すべく鳳凰小屋を7時に出発。まずはオベリスクのある地蔵岳を目指す。
急な砂地で、3歩歩いて2歩下がるような塩梅。凄くキツい。いきなり朝から涙目である。オベリスクでは無謀なことはせず、下から勇気あるハイカーの登頂を目で追い楽しんだ。ふと廻りをグルリ見渡すと、雲があるもののこの日は360度のパノラマの景色が遠くまで堪能できたのである。またまた大感動。ボクは単純である。

お地蔵さまのある賽の河原を通過して、次の観音岳を目指して歩くも、右に凛々しくそびえる北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山に釘付けとなり、歩がなかなか進まない。ちなみに北岳を指さしてアレは甲斐駒ヶ岳かね~だなんて云ってしまったアホぶりは闇に葬りたい事実。山座同定、実に苦手である。苦笑。

そしていよいよ最後の薬師岳へ、ハイマツ帯と絶壁をクリアしてふらふらで到着する。鳳凰三山を歩けたことに喜びを感じ、強風と寒さを巨大な岩で凌ぎながら次なる目標を確認する。時間的にかなり余裕があったので、薬師岳から中道を下ってそのまま青木鉱泉へ帰っても良かったんだけど、折角の三連休なので、当初の思惑通り南御室小屋まで下ってテン泊することにした。

 

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南御室小屋のテント場は1人500円。缶ビールは600円。広めのテント場は雰囲気が最高でした。到着が早かったので、じっくりとサイトを吟味して奥の木々が生い茂るひっそりとした特等席をゲット。
しばらく燦々と降り注ぐ日差しを楽しみながら、缶ビールを1人でよろしくやっていると、何だか雲行きが怪しくなってきて、とうとう雨が降り出した。冒頭に書いた通り、結局夕方4時あたりから翌朝の6時まで、雨。南御室小屋のテン場は上が開けているから星空観賞を楽しみにしていたんだけれど、残念。

 

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三日目:雨がやみ、濡れてびっしょりと重くなったテントと荷物を手際よくザックにパッキングして、7時30分には南御室小屋から歩き始める。
また朝からいきなりの急登で涙目。昨日の薬師岳からの下りはルンルン気分だったのに、同じ道を登り返すのがこんなにもしんどいとは。そして中道へ。
苔コケな登山道でニコニコしながら歩いていたのもほんの少しのこと。段差の激しい山道に激しく露出した木の根に滑りながら、おっかなびっくり歩き通し、やっと青木鉱泉まで延びる林道に辿り着く。
鳳凰三山、めちゃくちゃに楽しかった。こんなヘタレなボクでも十二分に楽しめた。今度はまた違った山道を歩いて南アルプスの水を飲みに行きたいな。それにしても中道・・・、すっげ~辛かった。膝、カクカクである。(>_<)

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