入笠山歩

20130304_2819040.jpg
3月3日のひな祭り。入笠山のひな壇(山頂)は色とりどりで綺麗でした。

山歩きによる左膝への蓄積されたダメージが先日大爆発をおこし、にっちもさっちもいかなくなった。松葉杖を突いたりトレッキングの杖を突いたりして、なんとか急場をしのぎながら普段の歩行はクリアしていったものの、正座ができないのでさまざまな姿勢に影響がおよび、かなり難儀した。今もまだ正座がダメだから、和便でうんちができないし大きなあやまちをしても土下座なんてできません!そういえば、杖を突いて電車に乗ったら沢山の人に席を譲っていただいた。本当にありがたかった。みんな優しい。
さて、本来ならば膝の完治を待ってから山歩きを再開するべきであるけれど、そんな事は本当によく分かっているけれど、はやくしないと雪山初心者のボクが行ける山が無くなってしまいそうで、もう大いに焦った。一丁前に揃えた雪山のたけぇ装備が泣いているし、なにより山の先輩たちにちょっとそれ貸してみろ使ってやるからとか云われそうで怖かった(汗)

膝は・・・、8割ほどの復活状態。片足ケンケンとかしなければ、まぁ普通に歩くことができるようになっている。で膝と相談し、無理せずに雪を踏みしめる音を楽しみながら、さらには絶景の景色まで楽しめるところは何処かに無いかと探し、入笠山をターゲットに山歩きをしてきました。なんとここ、晴天率85%の評判がある。これはもう信じるしかない。
登山口の標高1780mまでは10分ほどゴンドラに乗ってあっという間に到着。山頂までもあっという間。もったいないからゆっくりと、膝に気を付けながら歩いた。山頂では360度ぐるりなパノラマの景色が堪能でき、なるほどの晴天率の助けもあってか、どこまでも遠く、見とおせた。雪山での晴れは蛇骨岳に続きまだ2回目なので、嬉しくて山頂で飛び跳ねそうになるほどだった。危ない危ない。
八ヶ岳に富士山、南アルプスから中央そして北アルプスまでもくっきりと見られた。まさに至福の時間。先日撤退したばかりで記憶にまだ新しい硫黄岳もハッキリと見え、入笠山の山頂でリベンジを誓ったりしたものです。行けるかな、膝!頼むよ!

20130304_2819041.jpg

入笠山の山頂では40分ほどのんびりと過ごし、マナスル山荘でも40分ゆったりと休憩した。名物の「きなこ餅」を食べるためである。2個で700円。緑のきなこがかかっており、絶!品!。きなこがピリッと塩辛くてとにかく旨いのだ。これ塩入ってます?とおかみさんに聞くと、甘いだけだとただのお菓子になってしまうからね、一工夫。なんだそうだ。これ大好きだ。本当に美味しかった。
きなこ餅の付け合わせに出された野沢菜も超美味で、山盛りの白飯を本気で頼もうと思ったほどだ。マナスル山荘のご飯、おそらくきっと間違いないはず。絶対に美味しいはずだ。おかみさんのご飯を食べに泊まりにくる目的での山歩も良いかもしれないな。星空も綺麗らしいから、また1つ気になる山荘を覚えてしまったようです。それからも1つ、ビックリしたのがコーヒーの美味さ。ものすごく好みの味でした。コーヒーだけ飲みに登ってきても良いくらい。そんなハイレベル。
参考にした入笠山スノートレッキングコース。(参考も何も迷いようがないけれど、。)

入笠山歩シャシン記ログ

-山歩きと山登り

© 2024 bebeDECO