
北アルプスの湯俣温泉♨へ、お風呂に入りに歩いてきたお話。そして、清嵐荘でテント泊をしながら、お酒も嗜む“大人の遠足”のような山歩きのお話も。9/27㊏~9/28㊐のこと。

一泊なのに、皆の荷物がやたら巨大で可笑しい‥笑
そりゃあ行き交う人に「伊藤新道ですか?」って聞かれるわけだ。
「もちろん!伊藤新道です」って言ってみたかったが、果たしてボクらにそれが叶うのかどうか、甚だ疑問である。願望はあるのだが‥。

集合場所は、七倉の駐車場に6:30。
でもその時間じゃあきっと上の「七倉登山口駐車場」には停められやしない。だから5:30着を目指して、自宅を2:00前に出発した。
‥が、ダメだった。超が付く満車で、軽自動車ですら入る隙間も無い。

でもそこは、北アのこのエリアに慣れている仲間の指示に従い、ぐいぐい前に詰めてもらって縦列駐車をさせてもらう。小さな軽自動車二台だからできた芸当だ👌
このエリアで駐車するには、やっぱり深夜着の車中泊がマストなのかしら。そう悟りつつ、「でも、もう少ししたらボクらもそれができるのだな」と喜びを噛みしめている。うふふ♡

さて、いざ湯俣温泉へ。
タクシーで高瀬ダムへ移動する。この日の仲間は6人組。3人ずつに分かれ、1台あたり2600円だった。


真っ暗で寒いトンネルをいくつも通り抜け、ようやく登山口へ。


そこからは山道らしい雰囲気になるが、標高差はわずか140m。楽ちん極まりない。

でも、2週間前から膝を痛めているボクには丁度いい塩梅。
湯俣温泉の効能を調べると「関節痛に良い」とあったので、ちょっぴり湯治気分で歩いてゆく。

なにやらダム湖の水はバスクリン色。
沢もまた綺麗なバスクリン色で、その独特な景色に目を見張る。流れてくる沢の向こうには槍ヶ岳の穂先まで見えていた。

さらにテンションを上げて進むと、目の前にわくわくする乗り物が見えてきた。
「ジップライン」だった。

と その前に、湯俣山荘に立ち寄り手ぬぐいを購入する。

今年から新しいデザインに変わり、後で訪れる地獄谷と噴湯丘が描かれていた。

古い山荘を綺麗にリノベした山小屋はRC造らしい。
時間がなくてざっと見ただけだが、色々なところに興味津々。ここも「いつか泊まってみたい山小屋リスト」にランクイン。

さてジップライン。

手慣れた仲間に教わりながら挑戦すると、楽しくて何度も往復したくなる。協力金の一人500円は、備え付けの箱へ入れる。

湯俣温泉 清嵐荘のテント泊は、一人1000円+テント一張1000円。さらに内湯の入浴料一人1000円。夫婦で計5000円を支払った。

お風呂は15~21時なら入り放題。終了間際に入った内湯は、本当に心地が良かった。

到着後は各々テントを設営し、キャンプ村をつくる。
天気も良く、暑くも寒くもなく快適。ダウン上下も不要だった。

準備が整ったら、ジップラインで再び対岸へ。
絶景の中を歩き、この日のメインイベント「地獄谷の野天風呂」へゆく。


腰までの渡渉や吊り橋、岩場に不安定な足場。
だからサンダルでもしっかりしたタイプじゃないと危なっかしい。

湯俣山荘の新しい手ぬぐいのモチーフとなった場所は、やはり絶景だった。

さて、腰までの渡渉に悪戦苦闘しながらも‥

さらに渡渉を繰り返し‥

ついに野天風呂に適するエリアを発見!

皆で岩や石を動かし、適温になるように整地する。
ラッキーにも居抜き状態で楽しめることもあるんだそうだ。

「あちぃー!」だの「つめてぇー!」だの、いい歳した初老の男女がわいわいキャーキャー大騒ぎでうるさいことこの上ない。笑

でも今回の山行の目的はこれだもの。
まわりに誰もいないのをいいことに、存分に騒いでストレス発散!
これがまた楽しいのだ♪

温泉ソムリエの仲間もご満悦。

宴会のために温泉たまごを仕込むのも忘れない。
―温泉たまご製造ペンギン―
コワモテの仲間が、こんな可愛いアイテムを持参するギャップに毎度笑ってしまう。
ペンギンのお腹に卵を入れて、源泉に置いておくと温泉卵ができあがる。

ひとしきり楽しんだら再び渡渉し、国の天然記念物「噴湯丘」へ移動する。
自然の造形美らしいが、悲しいかなボクにはその良さがいまいち分からなかった‥。

憧れの伊藤新道の“さわり”だけでも楽しめて、満足してテン場へ急ぎ戻り、喉を潤し腹を満たすことになった。

ここからはお待ちかねの宴会タイム。

このメンバーとの呑み山行は、5月GWの「涸沢雪中キャンプ」以来。あの時と同様、今回も実によく呑んでよく食べた。

お通し

流しそうめんと温泉たまご

チーズと餅のお好み焼き

せいろ蒸し

せいろ蒸し各種

メンマとチャーシューと白ネギの和え物

つぶ貝としめ鯖の刺し身

万願寺とうがらし焼き(大当たり付)

肉まん

米沢牛とネマガリダケのすき焼き
以上、忘れないように自分memo(順不同)

いつも世話になっている即席お通しに、米沢牛とネマガリダケのすき焼きと、つぶ貝としめ鯖の刺し身もすごかったが、とにかく今回は宴会隊長のつくる人数分の「朝ごはん」にはびっくり仰天した。

山の上で、こんな贅沢な朝食が食べられるとは♡

湯俣温泉 清嵐荘は、本当に快適であった。
テン場はフラット、水場は豊富、トイレも綺麗、そして小屋の温泉♨にも入れる。文句なし。
ただ‥膝を痛めているボクにとって、和式トイレだけが辛かった。どうか早く治って、以前のように歩けますようにと願いたい。

湯俣川と槍ヶ岳。
予報は曇天だったが、翌日も好天に恵まれた。

高瀬ダム湖と針ノ木岳。
針ノ木サーキットも、いつか歩いてみたい山である。

今回一緒に歩いた仲間から、ボクらが来年夏に歩くことを予定している未踏の山々の色々なコースを教えてもらった。
新しい車とともに、次はどの山へ行こうか?と、今からもうワクワクが止まらない♪
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最高点の標高: 1438 m
最低点の標高: 1276 m
累積標高(上り): 861 m
累積標高(下り): -857 m
総所要時間: 04:01:15