ん?!何だかいつもと違うぞドラクエ山歩。先頭からは建築士(カメラ人)、鞄職人、防災研究者、病院職員、そして、オバサン?・・・知らない人だ(´Д`)。青空バックで一同を撮ったらいい位置にいるんだもの。まったく気が付かなかったよ。笑
2月23日の日曜日のこと。本来ならば前日の土曜日に山歩きをするはずだったんだけれど、まれにみる大雪の影響で高速道路は片側車線が規制中で大渋滞し、登山口のある北八ヶ岳ロープウェイに行くには予定時間を大幅に遅れることが簡単に予想できたので、これまた大幅に予定を変更し、宿泊施設を予約してある特権をいかし、目的地である「北横岳」でのスノートレッキングは翌朝一番で乗りこむこととした。
北横岳は二回目になります。一回目は忘れもしない雪山デビューの日だった。連れて行ってくれた山の先輩にはありがたくて涙がでる思いであったが、いきなりのデビュー戦が吹雪いて真っ白で視界が悪くて涙したことは、しばらくは心の中に閉まっておくことにする。で今回の北横岳は、前回とは打って変わって雲一つ無い快晴であった。もうすんごいピーカン。この対比がスゴくてね、感動すら覚えました。
北横岳のピークでは前回登って学習してあったので、バラクラバなどで低温化での強風対策をしっかりとして、氷点下15度の山頂に備えました。おかげでまったく凍えることもなく過ごすことができたんだけれど、ボクの横でなんと暑いからと、ネルシャツ一枚で山頂まで登ってきた矢車姉さんには本当に度肝を抜かれた。本気で女ターザンかと思ったよ(ʘдʘ)。笑
さて山頂を楽しんだ後は風呂敷を広げて各々がうどん屋さん。と云ってもウチは今回コンビニの冷凍アルミ鍋シリーズのカレーうどんでしたので、ガスバーナーでゆっくりと温めるだけの簡単お昼ごはん。でもこれがうめぇのなんの。出汁がしっかり利いてめちゃくちゃ好みの味。
かたや矢グルメ姉さんちは丸鍋を背負ってきて、ちゃんぽん鍋と云う洒落込んだお昼ごはんらしい。ところが何やらただならぬ雰囲気がただよい始めた。ちゃんぽん鍋なのに、ちゃんぽん麺が無いと云う。ちゃんぽん麺を忘れたと云う。・・・オ~ノ~(>_<)。あれ、でもこ~した事例ってたしか以前にもあった。モツ鍋キャンプのときだ!まったくどうしてこう・・・メインを忘れてしまうのだろうか。
までも、ただの野菜の煮込み鍋になっているようでしたけれど、さすがは矢グルメ氏。香りも彩り鮮やかな見た目もバッチグー。かすかにエアーちゃんぽん麺すら見えました。笑
北八ヶ岳の坪庭を少し登ったところから見ると、足跡が点々とアリンコのように見えるジオラマの世界。遠くまで目をやると、ところどころ列を成して今まさにこちら側に向かってくるスノーハイカーたちで大にぎわいでした。
固く踏み締められた細いトレースを外れると本当に絵に描いたように腰まで埋まります。北横岳ヒュッテのHPでフレッシュな情報を仕入れて気を付けながら歩いて来ましたが、道をちょっとでも外れると危ない箇所がいくつもあったように思えましたし、かなり慎重に歩いてきました。
先週末の二日間はどちらも青空が終日広がり、風も穏やかで山の中でもとても過ごしやすかった。こんなチャンスを逃しちゃならないと山へくり出して行ったけれど、そんな輩のために一生懸命に除雪してくれた方の労力には感謝の言葉もない。おかげさまで最高のスノーハイク日和でした。