温泉ヶ岳歩き

栃木県と群馬県の境にある標高2333mの山、『温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)』を歩いてきた話。4月2日、土曜日のこと。

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2000m超えの山の、久しぶりの山登り。
4月とはいえ、まだまだ雪山なので、前爪のある重たいアイゼンにワカン、そしてお守りにピッケルを持参して歩いてきた山は、温泉ヶ岳という山であった。

 

勿の論、温泉ヶ岳の山頂には温泉などはなく、温泉は登山口となる麓の“日光湯元温泉”で楽しんでから帰らねばならない。
とりあえず〆に入る温泉を決めて、山歩きをスタート。あたりに漂う例のおなら臭(硫黄臭)を感じながら歩いてゆく。

 

さて、温泉ヶ岳への登山道は、のっけから急登とのこと。取り付き付近で、皆一斉にアイゼンを装着して登り始めることに。
斜度がきついので、爪の長いアイゼンで大正解であった。力を入れて、調子を上げてぐいぐいと登る。

 

と、この日は無風で快晴だった‥。
事前に調べた天気予報ではかなり寒いと記されていたので、温かいもこもこタイツに厳冬期用のズボンで参上したものだからもう大変。オーバースペックで暑くてバテバテる‥。

 

上なら簡単に脱いで調節はできるけれど、下はそうも行かずでまいっちんぐ。サポートタイツといつものズボンとスパッツの構成で歩くべきであった。
仲間はタイツで歩いちゃえばと云うけれど、もっこりタイツだけで歩けるほどジジイでも肝は座っていないのだ。レディの前では少し恥ずかしい。

 

休憩、団らん、談笑中。

 

手前から、日光湯元温泉と湯ノ湖と男体山。
奥には中禅寺湖も見える。今回は時間が合わずで寄れなかったけれど、次回は是非とも“トンカツ浅井”に立ち寄りたい。ああ…豚ロースカツ定食よ…。

 

と、ここでアクシデントが‥。
アイゼンの裏に団子となった雪を取るため、ストックでコンコンと叩いて落としていたら、ストックの先っちょがポキっと折れてしまい涙する。まだ買って間もないモノであった。
楽ちんダブルストックからシングルストックになり疲れてバテバテる‥。

カーボンは鉄の10倍の強度があると聞くが、鋭利な衝撃には弱いとも聞く。そういえばボクのストック(LOCUSGEAR CP3)は、カーボン製だった…。とほほ
後日、ローカスギアへ折れた先端部分だけの購入は可能か問い合わせてみたら、OK牧場です!との返事をいただき、手続きに至る。
※CP3エンドシャフト:税込価格3030円(送料700円含む)でした。

 

左手に見える“日光白根山”を見ながら、歩みを先へ先へと進めてゆく。

 

そして、、やっとのことで『温泉ヶ岳』の山頂へ。
今回の残雪の山歩き、かなりしんどかった‥‥。山頂へ無事にたどり着き、ホッとひと息、安堵する。

 

今回、いつも先を歩くペースメーカーのヨメさんがいないからとは言え、先頭ラッセルも代わってあげることもできず、まったくペースが上がらずで、仲間には面目なかったなと思っている。特にCLには大変世話になった。

 

しかしこの満ち足りた充実感はすごいものがあった。“ゆせんがたけ”とすら読めなかったのに、達成感もすごい。
てなことを、山頂でお昼ごはんを食べているときに、ふと思うのであった。

 

休憩、団らん、談笑中。

 

山頂では小一時間ほどゆっくりして、下りは温泉に入りたいがために、超特急で下りてゆく。とても良い雪山山行であった!

 

〆の温泉♨は、日光湯元温泉の『源泉 ゆの香』に入り、帰路につく。とても好みのお湯であった。

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合計距離: 9.68 km
最高点の標高: 2345 m
最低点の標高: 1470 m
累積標高(上り): 972 m
累積標高(下り): -935 m
総所要時間: 07:07:18
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