福寿草パトロール歩き

のっけから急登で、どこぞの犬には遠くから吠えられ、崩落した登山道を慎重に進み、ザレて急なトラバースを這いつくばり、鹿よけゲートを幾つも越えて、道に迷いに迷い、大きめの岩がごろごろした沢を進み、苔むした岩場のエリアを過ぎたら、今年も黄色くて色鮮やかな“福寿草”がにょっきりとたくさん顔を出していました。

いったい何がいいんだか、眺望もたいして良くなく景色もそれほどでもない渋~い秩父のとある山を、今年も“秘密の花園”と云われる場所を目指して歩いてきました。

その“秘密の花園”に咲く、山の中腹に自生している黄色の花の“福寿草”が目当てですが、このお花が無ければ本当に渋くて渋くてまいっちんぐ山。

駐車場から福寿草の咲く自生地までは、約3時間の険しい道のりを歩きます。ぐるっと回れる下りは、尾根道を歩いてこられるので2時間かかりませんが、実はこちらも結構な急坂で気が抜けない。スリップ注意。
福寿草のところでたっぷりと1時間花と戯れたら、見晴らしの良い広い尾根でゆっくりとお昼ごはんを楽しみます。横着して最近はラーメンばかりです。(~_~;)

さて今回のこの山行も、翌日はちゃんと筋肉痛になれるレベルですから、なかなか険しい山歩きだったことが分かります。
そんな山を、よくぞ4年も連続して遊びに行っているなーと不思議でなりません。秩父の山の斜面に自生する、ダイナミックな福寿草がきっと魅力的だからでしょうか。花に興味が無かったボクも、やっと花慣れしてきた模様です。


 

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