先週末、土日でテントを背負って山旅に出かけようと思っていたけれど、生憎の雨によってそれは中止に。
ならば日曜日に日帰りで何処か山歩きを楽しめるところはないものかと、天気予報をすみからすみまで見た末、この地に決定。山梨の天気が良い感じだった。
歩いてきたのは、奈良倉山と鶴寝山。
コースの途中には目的の1つである「トチの巨木」があり、まだまだみずみずしい新緑も思いっきり楽しめました。歩いてきたコースです。
鶴峠の駐車スペース(3台ほど可)に車を駐め、鶴峠バス停横の登山口から歩き始めます。事前情報ではこの両山、ものすごく混むとのことだったので、いつもより早めの朝6:30分に到着。珍しいことに、誰もいなかった。
さっそく目に鮮やかなフレッシュグリーンな山の中に飛び込むと、ついさっきまで降っていたと思われる雨がものすごい湿気となり、じめじめの蒸し蒸しな空気が全身にまとわりつき、超不快感。
ここ最近、こんなにかいたことないってほどの大量の汗、でました。いやもうビックリ。帽子から手ぬぐいからシャツからズボンまで恐ろしいほどの汗かきまくり。なのでビックリするほどに疲れてしまい、最初の山、奈良倉山でまずノックアウトされた。
富士山が綺麗に見えるポイントでは白いガスしか見えないので、疲れの度合いを見計らい、松姫峠まで移動する。途中、とぐろを巻いていたヘビの横を気付かずに歩き、後ろからヨメさんのきゃーで一歩遅れてビックリが来るほどの疲れ具合。もうホントに、湿気が大大大の苦手である。
松姫峠でも、10台ほど駐車できるスペースには乗用車1台と団体さんのバスが1台だけ。この日はあまり予想のできないお天気だったからか、空いていてラッキーだったようです。おトイレをすませ、次の鶴寝山をめざし、湿気じめじめの中をまた歩きはじめた。
ところがどっこい、その頃からどうしたことかカラダが湿度に馴染みはじめ、快適な山歩きになってきた。悪い汗をたっぷりかき、毒素が抜けた感じ。なので、鶴寝山に着いた頃は元気になった証拠、お腹がぺこぺこ。ご飯はドーナツを食べに食べた。山の上では初めての試み。意外といける。けどぱさぱさするからコーヒー飲まないと危険。
一息のあとは、トチの巨木を見に行くコース取り。
下って下って下る。とても気持ちの良い道で気分まで良くなる。ところがそこから、何を血迷ったかもっとたっぷり歩きたいからと、下ってきた分だけ違う道を登りたいと云うヨメさんの希望を聞いてしまい、大大大後悔する。
とても人様にはお見せできないような見苦しい顔になりながらその道を登りきると、団体さんと遭遇。この日はじめて会った登山者でした。いきなり30名ほどのおじさんおばさんと会い、そっちからのコース苦しそうね~良かったわ~こっちの大マテイからでと云われ、ヨメさんと二人、反省す。
たっぷり歩きたい場合、トチの巨木を見た後はコースを戻り、大マテイ経由でモロクボ平を目指したほうが快適歩きだったようだ。
それからは小菅の湯のバス停まで歩いてバスに乗り、車を駐めてある鶴峠まで15分、車内からの景色を楽しんだ。小菅村村営バスは100円。小菅の湯の森の駅で飲んだノンアルコールビールは200円。旨すぎて何にも云えない。
車とバスを乗り継ぐコースでしたけれど、バスの時間さえ気を付ければ比較的スムーズに歩ける。このコース楽しかったので、次は紅葉の時期に再チャレンジだ。