福井の旅〈なめこ山歩編〉

なめこ

お互いに、きのこ好きが高じて仲がますます深まった雪山の師匠(mie&☻koji夫婦)が北陸の福井にいるんですが、二年前にその二人から採れたてのヌルヌルのツルツルの超天然物の立派な[なめこ]を送ってもらったことがありました。

あの時の感動たるやものすごいものがあって、ウチではヨメさんと二人してあの天然物のなめこの美味しさに衝撃をうけたものです。そして、いつかボクも自身の手でなめこを採りに行きたいなと云う願いが日に日に強くなって行ったものでした。

で、プロローグ。11月22日~24日の三連休を利用して、福井までなめこ採りに行ってきました。願いが叶った、なめこ山歩2014、である。それから、福井の旅はその他いろいろ盛り沢山だったので、別記事として幾つかに分けて記録予定。

ドラクエなめこ山歩
さてそのなめこ採りには、これまたきのこが大好きな山仲間の矢車姉さん夫婦が東京から参戦。場所は、福井県のある山の中。そこを6人小隊で、なめこ狩人の二人(mie&☻koji夫婦)を先頭に久しぶりのドラクエ山歩だ。いつものように山の中をわいわいがやがやと連なって歩いてきましたよ。
ただ今回の山歩きでいつもと違うのは、目的が[なめこ]って云うことと、道の付いているところはあまり歩かないってこと。なので、ばんばん藪の中を突入してゆくと、バシバシ枝やら何やらが女王様の鞭ヨロシク全身にくまなく熱烈歓迎をうける。
したがって目を保護するためのメガネなんてのは必需品。たまに木の枝が思いっきり下から突き上げるように鼻の中に入ってきたりするので、痛さに悶絶し涙目になったりする。それでもなめこ探しが楽しくて、痛さなんて屁のカッパ。木の上を見、そして下を見、お!とか、あ!とか云いながらみんなニコニコしてなめこハントを楽しんだ。
なめこ
結果としては、事前に情報をもらっていた通り少しばかり時期が早かったようです。なめこ幼菌がそこら辺にうじゃじゃあったけれど、小さいのは次のためにパスして、適切なサイズのなめこだけを狙いうち。ビギナーなボクらは、小さなザルに一杯程度の収穫でした。
でも、ボクらにとっては量じゃないんです。そりゃ~大量になめこが採れるのにこしたことはないけれど、先ずは天然物のなめこをこの手で採ることを楽しみたかったんです。写真のこんな量で大満足。大量なのはこの次で良いのだ。こんな楽しみは、少しずつ少しずつ体験していかないと何だかもったいない。機会があれば、また来年も行くつもり。春は山菜採りもいいよーなんて話も聞き、ますます山の楽しさと遊び方を知った山歩きでした。福井のお二人さんの、なめこのエスコートに大感謝。
次は、福井の旅〈ボルガライス編〉へ続きます。

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