
「山は歩きたい。けれども外は暑すぎて出かける気になれない。」
「じゃあ、標高の高いところへ行って涼もうか。」
「でも、こう暑いと遠出する気力がまるで湧いてこないや…。」
そんな週末に頼りになるのが、困ったときの赤城山である。
自宅から車で2時間ほどで行けてしまう、いつもの“お世話さま”の山。
今回はこの〝赤城山歩き〟に加えて、下山後にお目当ての〝赤城ラーメン〟を啜るという目的も付け加えた。8月31日(日)のこと。

赤城山大鳥居の前で信号待ち。
すると、目の前を赤城山方面へ走る車がやけに多い。朝っぱらからの渋滞に「おかしいな」と思っていたら、やがて理由がわかった。
道路脇に立つノボリには――8/31㊐「あかぎ大沼・白樺マラソン」の文字。

なるほど、参加選手にスタッフ、応援者まで集まって、大沼周辺は朝からごった返していたわけだ。
てなもんだから、歩こうと思っていた「黒檜山」と「駒ヶ岳」コースの駐車場はどこも満車。ていうか駐車が不可。
やむを得ず、河岸を変えることにした。

気持ちを切り替えて、赤城山の中腹にある〝姫百合駐車場〟へ移動。
渋〜い「荒山」と「鍋割山」を歩くことになった。


日陰は涼しい。けれど日向はものすごく暑い。
涼しい → 暑い → 涼しい → 暑い、と足取りをころころと変えていきながら、滝のような大汗をかいて歩いてゆく。

分岐点にて。
まずは荒山方面へ進んでいく。

ヨメさん、この日は暑さ対策で短パンスタイル。
ボクは虫刺されが怖くて、短パンはどうしてもはけない。

眺望ゼロの「荒山」に到着。標高は1571mあるので、それなりに涼しい。

展望の良いポイントもあったが、遠方は霞んでいて今ひとつ。――霞の呼吸。


荒山高原を経て、きらきらして明るく歩きやすい登山道を進み鍋割山へ。

薪山、火起山、竃山といった小ピークをいくつも越えていくが、道はほぼ平坦で快適だ。

赤城山の方の「鍋割山」に到着。
暑すぎて、鍋焼きうどんなんてとてもじゃないが食べる気になれない。そもそもそんなものここには無いのだが‥。

もう暑い山の上では、こうしたキンキン冷え冷え缶ビールがあると最高だ!

標高1332mの頂は、涼しい風が吹いて心地よい。
とはいえ、やっぱり遠くは霞んでよく見えない。
(※写真の人はボクらではありません)

休憩後はラーメン目指してさっさと下山。

その他の赤城連峰は、よく見えていた。

この日はとにかく暑く、短パンスタイルが正解だったご様子。

さて、お待ちかねの『赤城ラーメン』にIN。

人気店ゆえ、暑い外で少々待ったが、それでも食べたいここのラーメン。
旨くて早くて感じが良い。しかも安いのがとにかく素晴らしい。

チャーシュー麺に半エビチャーハン、ワンタン麺を頼んで、二人で2000円出したらお釣りが300円返ってきた。
この価格高騰のご時世、ラーメン界隈では奇跡的なコスパである。

実に美味しかった…。
赤城山を歩いたあと、営業時間に間に合うならまた寄りたい。でもたまには邑楽郡大泉町の〝TOMIのパン屋さん〟へ浮気するのもまた一興。悩ましい。

余談
赤城ビジターセンターが、今年(2025年)3月に解体されていたのには驚いた。
跡地には「赤城ランドステーション」が新設され、スノーピークが運営していくという。

さらに、鳥居峠の「赤城山頂駅サントリービア・ハイランドホール」も、大規模な改修工事中とのこと。こちらには「ほぼ日」が関わっているそうで、ぜひとも応援したい気持ちでいっぱいだ。
―― ― ― ―
最高点の標高: 1575 m
最低点の標高: 1022 m
累積標高(上り): 800 m
累積標高(下り): -809 m
総所要時間: 03:56:22