吉祥CAREN

伊豆の温泉宿『吉祥CAREN』に泊まってきた話。3月15日㊎~16日㊏のこと。

 

泊まりたいホテルや温泉宿は常にいくつか候補があるんだけれど、今回は丁度良いタイミングでこちらに泊まる機会が訪れた。

 

もう少し予算と休みと計画する時間があったなら、飛行機でひとっ飛びして九州か四国へ行こうかと思案していたのだが叶わず‥。なんせ直前だと飛行機代が高くてまいっちんぐ。なもんで、矛先をちょっと背伸びしてゴージャスな温泉宿へと変えたのだ。

 

目的は“温泉”と“ごはん”と“景色”と“様々なおもてなし”と“ホワイトデー”だ。たまには海の近くの温泉宿でと決めていた。
となると、行きたい泊まりたいストックの引き出しの中から、今回は伊豆の吉祥カレンを選んで楽しんできた訳です。

 

さて、宿へチェックインしたら色々と忙しくてもう大変です!!
先ずは〝14時~〟の〔アフタヌーンティー〕のおやつにありつけるように、『天城山歩き』の終了時間を合わせ、コテコテゴージャスなロビーとラウンジでチェックイン手続き。ロビーの装飾はあまり趣味では無いが、明るくて広いのは良かった。

 

その後、客室担当者に部屋まで案内され、ロビーで選んだお気に入りの浴衣に着替えたら、早速アフタヌーンティーのパンケーキを食べにゆく。

 

小腹が空いていたから丁度よい。8階2号室の、白蓮という部屋だった。

 

次は浴衣のまま外に出て、公共露天風呂の〔黒根岩風呂〕へ向かう。タオルは姉妹店の“つるや吉祥亭”で借りられるため、手ぶらで行けるのはとても便利で良かった。16時ごろのこと。

 

そしたら今度は〝~17時〟までの〔アペリティフテラス〕とやらで、ドリンクサービスを受けにゆく。ヨメ共々、赤と白のスパークリングワインを秒でいただく。おかわりしたかったが、この次のサービスのために我慢する。16時30分ごろのこと。

 

そして次は〝~17時20分〟までの〔湯上りサービス〕を受けに、一番の目的である露天風呂に入るのだ。
この日は、湯と海のつながりが望める絶景露天風呂(碧海)が女湯となっていたため、ボクは翌日の男湯となる入れ替えまでおあずけとなる。この景色がたまらん!

 

湯上りサービスビール、最高に美味であった♪
生ビールと伊豆特産のところてんも秒でいただく。

 

さて‥やっと〔晩ごはん〕であるが、今回のこの旅、楽天トラベルで急ぎ予約したものだから、「フレンチ会席料理のフォーシーズン」と「鉄板焼き料理の青竹」の二つから選べる晩ごはんが、会席料理の指定となってしまった。
個人的には鉄板焼き料理の晩ごはんが食べたかったので残念でならないが、この次もしまた来ることがあるのならば、ベストレート保証もされている吉祥カレンのオフィシャルサイトから予約したい。

 

夕食後のひと風呂を終え、夕食中に敷いてくれていたお布団の上でごろんとしていると、おもむろにヨメさんが“ほら行くぞ!”と云う‥。

 

おもてなしの最後の〆は〝22時30分〟までの〔ナイトスイーツタイム〕であった。
こんな時間に甘いスイーツなんてマズくないか?‥と、散々飲み食いしてきたボクらのどの口が言う?というやつなのだが、ここまできたら吉祥CARENのおもてなしを制覇したくて1階ロビーにゆくと、皆考える事は同じようで、あまりの人の多さにびっくり仰天した。

 

さて朝5時ごろ。日の出前に朝風呂にゆき、朝焼けた空と海を露天風呂の中からしばし楽しんでいた。

 

部屋に戻ると、ちょうど海から太陽が顔を出し、綺麗なサンロードを見ることができた。感無量である。

 

最後は部屋のお風呂にも入ってみた。
当然ながら部屋風呂にも温泉の湯が引かれ、風呂の窓からは同じように海に映るサンロードも見えていた。

 

とても楽しみにしていた〔朝ごはん〕は、このあとの山歩きに備えて早い時間の7時30分からにしてもらった。これがめちゃくちゃ美味しい朝ごはんであった!!

 

この朝ごはんを目当てにまたここへ食べに来てもよいくらいにお気に入りとなった。目の前で焼いてくれる、こんなに美味しいオムレツを食べたのは本当に久しぶり。

 

おもてなしに忙しい滞在(笑)ではあったが、とても良い温泉宿であった。

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