熊倉山歩き

5月21日、日曜日のこと。

山の仲間から、「いいよ～♪熊倉山！！　歩き応えあって面白くって景色綺麗で楽しいよ！！　初めから急登だけどね‥」と聞かされていた山へ行ってきた。

それでこそだ、どんと来い！
なんせこの日の山歩きの目的はトレーニング。翌週に控える山行のために、初っ端からの急登をがっつり歩いておきたかった。

とは云え‥初っぱなから噂に違わぬ急登でびっくりする。
流石は急登大好きドM夫婦と云われている二人が薦める山だけはある。歩き応え、ありありだった。

“城山コース”の登山口には駐車スペースが5、6台。トイレは無いから、途中の“道の駅あらかわ”辺りで済ませるか、来る途中にあった綺麗な公衆トイレで済ませておきたい。

この日の天気予報は晴れだったのだが、歩くエリアの山は終始ガスが充満している状態で、非常にじめじめしていて湿気が鬱陶しい。おそらく雲海の中にいるものだと考えられた。でもなんだか辺りは幻想的。

急登のつづら折りを何度も登り‥

今度はその分、急坂を何度も下り‥

ガスっていて神秘的な山道を歩き‥

あたりはいつしか違う世界へ入って行くかのような美しさに満ち溢れていた。

霧が充満したロケーションだからこその雰囲気。スッキリした晴れではなかったが、これがとても美しくて良かった。いきなり視覚に飛び込んでくるミツバツツジがとくに良かった。

『熊倉山』：標高1,426.5m
低山ながら、とても歩き応えあって面白くって景色綺麗で楽しかった！！　初めから急登だったけれど‥。まるで友人夫婦の云うとおり👌

山頂ビールと山頂の時間をひとしきり愉しんだ。

でもって、山頂からの下りの方が特に印象的だった。

苔むした登山道と沢沿いの爽やかな登山道があまりにも綺麗で目を見張る。今回のコースの真骨頂ではないかと思うほどだった。

途中、登山道でぷぅ～んとものすごい甘い香りが漂っていた。あとで調べてみたら、ツルアジサイと云うお花が発する匂いらしい。

下山路でやっと霧が晴れてきた。目に鮮やかなグリーンシャワーが降り注ぐ。

登りは“城山コース”で歩いてゆき、下りは“日野コース”で戻ってゆく。
とても綺麗な山を堪能できて愉しかった。トレーニングにまた訪れよう！

下山めしは、久しぶりに“悦楽苑”へ立ち寄ってきた。安くてボリュームあって相変わらず美味しい。おやじさん元気で良かった。

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城山コース登山口Ｐ→分岐（日野NO.11）→熊倉山→分岐→笹平→笹平水場→官舎跡→三ツ又→林道三又線終点→山の神→日野コース登山口→車道→城山コースＰ

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