1月13日、土曜日のこと。冬の風物詩『シモバシラ』の氷の華を見に、とうとう磯B、高尾山へ行ってきた話。高尾山の山頂は、実は初めて訪れた。
シモバシラとは、根から吸い上げられた水が、地上の冷気によって冷やされ、華のような形状になる氷のことで、ここ高尾山では、年末から年始の寒~い時期だけに見られる光景として広く知られ、とても有名。
そんなシモバシラを目当てに、久しぶりに電車とバスを乗り継いで登山口の“一丁平”まで歩いてゆく。
すると、一緒に歩いている山女子たちから、「ほら~!シモバシラ~!!」と、枯れて真っ白になっている葉っぱを指さされ、嘘のシモバシラを教えてもらうのだった。‥どんだけ目が悪いのか苦笑。山女子たち改め、老眼の進んだご婦人たちと呼ぶことにする。
ほどなくして、今度はご婦人たちから、「ほら~!シモバシラ~!!」と、湿ったテッシュを指さされ、また嘘のシモバシラを教えてもらうのだった。‥もうここまできたら、目が悪いとか老眼うんぬんのレベルではない苦笑。ご婦人たち改め、やっぱりBBAと呼ぶことにする。
もう何度もシモバシラを見ているはずなのに、まったく勘違いも甚だしい笑。
一丁平では、ひといき入れて休憩する。
高尾山の山歩きは、綺麗なトイレがたくさんあって実にありがたい。
ずんずん進んでゆく。
この日は遠くまで景色が見通せた。
で とうとう本物の“シモバシラ”とご対面。
なるほど、こういった造形であったか。うねうねして、確かにお花みたいであった。
目的終了後は“城山茶屋”にて大休止。
お天気ではあったが、熱燗が沁みる寒さであった。富士山は右側の裾野しか見えず残念。高尾山の城山茶屋にて、暫くの間、酔いどれる。
さて、高尾山。
今年はまた北海道の山(離島)へ行きたいし、今度は九州の山々も歩いてみたい。
目まぐるしく変わってゆく今の世の中、¥👌これとの兼ね合いになるけれど、行きたいところは今のうちに行っておいた方が良いと云うのが今年のウチの考え。
さて、高尾山名物の「天狗焼」も初めて食べました。
甘さ控えめの黒豆餡がめちゃくちゃに美味しい。どうりで大行列している訳だ。ヨメ用に、仲間から大量のお土産をいただく。Danke schön.
帰路は、リフト(片道490円)で下山。それでも、10km程度は歩いていた。
その後、“アクシーズクインの凌”の新年会“高尾ハナレ”に顔を出してから、JR高尾駅(南口)の“食事処かずき”で山歩き〆の大宴会。
大好きなタコの唐揚げもメニューにあり、何もかもが美味しい居酒屋であった。しかも、土日は11時半から21時くらいまで通しで呑める♡のが素晴らしい。再訪確実。
どうやら今年もまた、山と酒で楽しめる、こんな調子の一年になりそうだ。
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最高点の標高: 678 m
最低点の標高: 186 m
累積標高(上り): 878 m
累積標高(下り): -937 m
総所要時間: 04:50:35