7月23日、日曜日のこと。ヨメさんと二人で、益子いくべ会のバスハイキングに参加してきた話。大勢で尾瀬である。歩いてきた山は、至仏山。
バスの発着は益子町と長岡百穴古墳の駐車場。ボクらは帰りの便の良さを考えて、4:30に後者で待ち合わせ。バスの中では、早速お煎餅やらお茶缶なんかが廻ってきた。
至仏山へは、鳩待峠からスタート。山の鼻、至仏山、小至仏山、オヤマ沢田代、原見岩と、ぐるっと反時計回りに歩いてゆくコース取り。
実は、ボクは“至仏山”は初登頂!眺めが良く、山頂だけは涼しかった。
ところで、鳩待峠の休憩所売店周辺は、鳩待山荘・鳩待休憩所建替工事のために知り得ていたバスの停留所まで行けず、その手前の駐車場で降ろされ、そしてそこからスタートするルールとなっていた。
☝️の写真のこんな位置関係。
8時ごろ、山歩きをスタートする。長~く続く木道をの〜んビリと、ゆ〜くりと歩いてゆく。焦りは禁物だ…。
以前ボクは連なった集団を追い越そうとして木道の段差に蹴つまづき大転倒したことがある。しかもその際‥手の平をべろんちょと大きく切ってしまったことがあって、大泣きした記憶がある‥。血がどばぁ~と出ていた‥。
従って、尾瀬では焦りは禁物だ。
大勢で尾瀬!
山の鼻で大休止。配給の、お煎餅や梅干しが廻ってくる。
もうすでに蒸し暑くって、生ビールが呑みたかったところである。
久しぶりにテント泊なども、気持ちが良さそうだ。
‥蒸し暑くって、ああもうビールが呑みたい!!呑みたい!!となっている。
さて ここから本格的に、目の前にそびえている至仏山へ向けて歩みを進めてゆく。
ぐい~んと一気に高度を上げて、
眺望の良いところで一休み。
配給の、こんぶ飴や茎わかめが廻ってくる。
最高潮に蒸し暑くって、生ビールが呑みたい呑みたい病になっている。
尾瀬ヶ原が綺麗で素晴らしい。
途中‥、にゃあにゃあ鳴く声が聞こえるからネコかと思ったらホシガラスであった。
圧巻の景色!
もう少し雲が取れて青空が欲しかったところであったが、このぐらいが丁度良かったのかもしれないなと後で思う。兎に角、暑かったのだ。日差しが無くて、丁度良い。
やはり尾瀬では‥、テント張って‥ごろんとして‥生ビールをしこたま呑みたいものである!!
お初の“至仏山”山頂。
一瞬だけこうして晴れてくれたけれど、山頂ではほとんど真っ白なガスの中だった。それにしても空いていた至仏山であった。
山頂はトンボのパトロールが優秀すぎて、ブヨなどの嫌な虫に悩まされず、ゆっくりと山めしを食べることができて何より。
暑い山では、もうこうした冷たい麺類が最高に美味だ👌 この日はタッパーウェアに“流水麵”のそうめん(二人前)と薬味を詰めて持ってきた。食べる前に冷蔵して持ってきたお汁をかけるだけ👌
下山へ。
荒々しく迫力のある光景を目に焼き付けながら、怪我の無いように慎重に慎重に歩いてゆく。
大勢で尾瀬‥。大勢での会山行では、トラブルが発生した際の対処がなかなか難しいことが垣間見えた山行であった。
最後尾を歩くボクの目の前で発生した二つのケースも、どちらも一歩間違えれば大変なことになりかねない。
大勢での山歩きは常にリスクが伴い、けして楽しいだけでは終われないことを学んだ会山行だった。
何はともあれ、年齢層の幅広い方々と一緒に歩く山登りは、色々な意味でいつも勉強になる。
至仏山。標高は2,228mの山。
2,000mちょっとの山では、もうすっかり夏は暑いです‥。