中倉山歩きと益子陶器市

栃木県は足尾アルプスの『中倉山』を歩いてきた話。4月29日の土曜日のこと。

 

今年のGWはカレンダー通り。したがってウチは普通の週末なので、29日(土)と30日(日)は近場の山歩きを予定していた。

 

そしたら何やら山仲間が面白そうな企てをしていたので、それに便乗して出かけてきた。

 

先ずは“中倉山”を歩いてきた山歩きの話。

 

アクセスもよく、眺望もいい、歩き応えもある人気の山は、やっぱり駐車場も朝から混んでいた。7時半の段階で、足尾砂防えん堤の“銅親水公園P”はすでに満車。車路のスロープに駐めさせてもらう。

 

ちょっと長いアプローチの林道を、のんびり歩いて山歩きへの臨戦態勢を整える。

 

のっけから急登の登山口に入り、井戸沢尾根へ取り付く。

 

ヤセ尾根あり岩場ありの、序盤から険しい尾根筋をぐいぐい登ってゆく。けどこれが楽しい。

 

景色が最高で足が先に進まない。それと、久しぶりのちゃんとした山歩きだったもので、疲れで足も前に出てこない‥。

 

そんなとき、気配り上手の仲間ちーこからしょっぱい“キュウリの塩漬け”の配給があった。暑くてバテているときの、絶妙な塩加減。塩梅良し。少し生き返る。いつもありがたい。

 

名物の“ローソク岩”まで歩いて来られると、中倉山の山頂まではもう少しなので一安心。

 

到着、中倉山!〈標高:1530.4m〉
稜線からの景色が素晴らしい!!

 

一息入れて、ブナの木(孤高のブナ)を経由して次なる目的へと進む。

 

 

本当に眺めよく景色のよい稜線歩きだから、仲間と何度も歓喜の声をあげる。

 

 

この日 目的としていた“波平ピーク(1644ピーク)”へ到着。
ピークに立てられている一本の木が磯野波平の髪の毛に似ていることから、こう呼ばれた模様。二本立ててもダメだけど、この一本を抜いても絶対にダメなのだ。

 

各自、コンパクトで軽量な椅子を持参して、座って休むスタイル(新潟スタイル)で、その波平ピークでお昼ごはん。
北アにもけっして劣らない、目の前にそびえるダイナミックな景色を肴にして、ここでは是非ともビールが呑みたかった‥涙

 

下山路は、孤高のブナの木まで戻って尾根筋を激下ってゆく。上久保沢のつづら折りでの急坂のダメージ深く、大いにバテて、前ももが悲鳴を上げていた。

 

仲間はこれを「カラダが喜んでいるね!」と云うけれど、悲しいかなボクはまだその境地までに至ってはいない‥白目

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下山後は、いつもの“ペンション”で一杯やって、翌日のイベントに備えることになった。

 

そして一升瓶や4号瓶がごろごろ床に転がっていた翌朝。4月30日の日曜日。鈍痛の頭で『益子陶器市』へと出かけてゆくのである。

 

買ってきたお気に入りの陶器たち。
陶芸家 石川哲平 氏の作品。サンマ皿とプレート皿。“こさじぃ”なるキャラクターが妙に気になりお買い上げ。とても楽しいイベントであった👌

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合計距離: 11.39 km
最高点の標高: 1642 m
最低点の標高: 737 m
累積標高(上り): 1045 m
累積標高(下り): -1035 m
総所要時間: 06:02:13
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