鎌倉の『天園休憩所』へハイキングしてきた話。4月22日の土曜日のこと。
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〈三門(さんもん)〉
〈仏殿(ぶつでん)〉
歩いてきたコースは北鎌倉駅から出発し、けんちん汁の発祥の地といわれている建長寺(巨福山建長興国禅寺)を経由して鎌倉半僧坊へ向かい、そのまんま天園ハイキングコースへとなだれ込むルート。
前回“鎌倉へ訪れたとき”はどんより曇天なお天気だったので、今度は青空の晴天のときに来るからねと誓っていたものの、今回の山行も終始曇天でまいっちんぐ。
でもまぁ‥山行の目的は『天園休憩所で名物料理の“たけのこ”をつまみながら呑む』ことだから、雨さえ降らなければ問題なしと、前向きに考えることにした。
さて、ところどころ名所を巡ったら、皆でぐい〜んと登って展望の良い鎌倉半僧坊へとたどり着く。沢山の天狗がいた。
せっかくの景色なのに、富士山が見えないのはやっぱり悲しい。
鎌倉市街がばっちり見えているのに、青い空も海も良く見えない。
またいつか、鎌倉アルプスを歩きに来なければならない!
あっという間にこの日の目的地『天園休憩所』へ到着。
オープンは12時からなのだが、女将さんが仕入れから戻ってくるまで少々待ちぼうけ。仲間といれば、それも楽しい時間に。
生しらすやシラスの釜揚げ、光泉のいなり寿司に崎陽軒のシウマイ、手羽先にポテトのサラダなどのごちそう前菜をつまみながら、目的のメイン料理が出てくるのをひたすら呑みながら待つのである。
さあ お待ちかねの登場!
この朝採れの“たけのこ料理”の数々を待っていたのである。
“タケノコの刺身”も“焼きタケノコ”もべらぼうな美味しさでお酒が進むこと進むこと。待望の天園休憩所のたけのこ料理が食べられて大満足であった。
テーブルの上がにぎやかに。ずいぶん呑んだ‥。
腹ごなしは、下山して海まで歩いてゆく。
おじんもおばんも海街diaryごっこに夢中。
お店(めしやっちゃん)を見つけて、そしてまた呑んじゃう‥。
酔い覚ましは、海風に当たりながら仲間の家へ歩いてゆく。
酒と肴が用意されていた。そしたらまた呑んじゃう‥。
初めて知った、お洒落なチーズ。「テット ド モワンヌ」と云うんだそうだ。
とにかく、ふんわりした薄いフリルのチーズが口の中でとろける旨さだった♡
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そして良く晴れた翌日‥‥。海は色鮮やかに、にぎわっていた。
二日酔いのテイでは、標高159mの大平山ですら再び登る気になれず、そのまま帰宅する。
鎌倉アルプス、埼玉のボクんちからは湘南新宿ラインであっという間に来られるから、今度こその青空を求めて、またの再訪を誓うのであった。
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最高点の標高: 151 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 255 m
累積標高(下り): -274 m
総所要時間: 09:57:14