小屋締めしたあとの、『白馬鑓温泉』でいつもの山仲間と♨️呑み山行してきた話。10月の30日(日)から31日(月)のこと。
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先ずは、今回も3年前と同様にアテンドしてくれる仲間『いちにち』克雅夫婦の前回ブログ記事と、自分たちのブログ記事を読み返しお復習い。
すると、相当にバテバテでへなへなで目的地♨へ到着していることが分かった。
従って、今回も同様に仲間に迷惑はかけられないので、出発地点に比較的近い『ホテル五龍館』で前泊(11/29㊏)することにした。
もちろん、最近得意の県民割り(全国旅行支援)が使えるからのこと。
八方第3駐車場の隣に位置するホテル五龍館を軽く記録しておくと、快適に広々と過ごせて最高であった。部屋には洗面所とユニットバスとトイレ別が付いており、設備面も文句なし。
翌日の呑み山行のために、小さな冷凍庫付の冷蔵庫があったのはありがたい。日本酒が冷やせて◎。
朝晩の半バイキング形式のごはんも良かったし、お風呂も最高に気持ち良かったのだけれど、軽くて暖かいお布団でゆったりと寝られたが何よりも良かった。
さて山行の記録。
酒類を詰め込んだザックの重さに愕然としたのだが、これで足が攣ったり遅れをとったりしては仲間に“前泊”までした理由が立たないので、一応‥CT的にも、頑張って歩いた山行となったのでほっと胸をなで下ろしている。
ジムニーを『猿倉荘』の駐車場に駐めて山歩きをスタート。
歩き始めは紅葉が綺麗で高揚感が高まり足が思うように進むのであった。
ところが次第にあたりにはガスが充満し真っ白け。そう云えば‥ヤマテンの天気予報では“晴れ☀︎ときどき霧”となっていたことを思い出す。う〜む…麓と山頂の方は確かに晴れている模様(^_^;)
てことで、晴れ渡る景色が望めないので根性でがしがし登る。温泉とお酒のためだもの、重たいザックもなんのその。
望んでいた景色がないのであっと言う間に“♨️まであと20分”のポイントへ。
今回はやはり前泊の甲斐があったのか、ほぼ狙い通りの時間で目的の宴会場“白馬鑓温泉”へ到着する。ヨメ氏の足も良い調子。
さて。
先ずは水を汲みにゆき、持参してきた大量のお酒をバタ角カウンターに並べて温泉BAR化する。
こんなにこれ呑めんのか?と思いきや、しっかりと完飲しちゃうのがこの仲間の良いところ👌
そしたらお次は待望の『お風呂』である!
ところがぎっちょん、これが熱いのなんの…( ꒪Д꒪)
小屋締め後の温泉なので、加水して湯加減を丁度良くしている訳もなく、猫肌(そんなもんあるのか?)のボクにとってはまさに罰ゲーム的な湯加減なのであった。
どうにかして快適に入ろうと思い色々と策を講じるも、まるで為す術もない。
なのでここはシンプルに正攻法で、足首まで入れていったん出て、すねまで入れていったん出て、膝まで入れてまた出て、太ももまで入れてまたまた出てを繰り返し、何とか熱湯に慣れるようにして入っていったのである。
で、入ったら入ったでゆっくり長時間入浴していることができないので、ピリピリして痛い足だけお湯から出してこう👆である‥!^_^;(写真は夜)
お湯の外は氷点下の極寒、お湯の中は火傷しそうなほどの熱湯。これだけ寒いのだから、いい湯加減になってくれてもよいものなのに、じゃんじゃん湧き出る温泉がそうさせてくれません涙。
一度肩まで浸かってしまえばカラダはポカポカになるので、出たり入ったりしながら、仲間がこしらえてくれた肴をつまみ、酒を呑む。これを気の向くまま延々とエンドレス。最高の温泉♨️呑み山行である。
晩ごはんは、ボリュームも野菜もたっぷりの鍋と山賊焼きを仲間がつくってくれて驚いた。これが大変に美味しくてウチの出番はまるで無し。
冷凍のたこ焼き焼いて、焼きビーフンをつくったぐらいで勘弁してもらう。今回の温泉山行めしも、至れり尽くせりであった。
夜明け。
星空の綺麗な夜であった。
が、酔っぱらったボクのへなちょこカメラでは綺麗な星が何故か写っていなかった( ꒪Д꒪)白目
朝。
一眠りしたので熱湯に慣れたカラダがリセットされ、再び入浴できるように臨戦態勢を整える。
朝風呂満喫中。
一度入ってしまえば、しばらくは快適である。氷点下の冷気が妙に心地良い。
キンキンに冷えたビールで、朝から至福のとき♪
お風呂からの景色が素晴らしい。
テン場まで陽が差し込んできたら、テントをのんびり撤収し下山を開始する。
結局我ら4人だけの貸切状態で、白馬鑓温泉でも素晴らしい一日を過ごせることができて、まるで天国のようであった。
翌日はうってかわっての青空で、朝からとても気持ちの良い山行日和である。帰るの勿体なくて、足がなかなか先へ進まない。
雲ひとつ無い晴天の景色と、紅葉の美しさを堪能しながらゆっくりと歩いてゆく。落ち葉がサクサクだ。
今回の白馬鑓温泉♨️呑み山行も、仲間の粋な計らいのアテンドで、すこぶる楽しい山歩きとなったことは嬉しい限り。でも次は、やっぱり“適温のお湯”にゆったりと気分よく浸かりたい!
ぼちぼちまた、日光の定宿の温泉♨が恋しくなってきた。いつ行こうかしら。
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最高点の標高: 2020 m
最低点の標高: 1236 m
累積標高(上り): 1328 m
累積標高(下り): -1324 m
総所要時間: 04:12:25