旧日光街道を歩く第三段目は、前の二つと違ってひたすら苦行の街道歩きであった。
先ず暑い・・・。とにかく暑かった。涼しい秋晴れを期待していたのだが、兎にも角にも日差しが暑かった。そして長い・・・。変化に乏しい一本道がずっと先まで続きとにかく長かった。期待わくわくの楽しい旧日光街道歩きを期待していたのだが、兎にも角にも長かった・・・。そしてそんな街道歩きだったものだからヨメさんの飽き飽きする姿がこれまた酷い・・・(´д`)
ヨメさんの足の“リハビリ”を兼ねた旧日光街道歩きの第三段目。今回は“間々田宿”から“宇都宮宿”までの約40kmの道のりを歩いてきた話です。
さて、そもそもそんなに長い道のりを足の手術から復活して間もないヨメさんが歩いても良いのか?との問題もありますが、完全な山歩きは11月いっぱいまでドクターストップでNG出されているんだけれども、、これは山歩きではなくただの長い散歩だから良いのだそうだ・・・(本人談)~_~;
出発地点は、前回有終の美を飾った居酒屋“酒処おとめ”がある間々田宿から歩き始めた。歩道も広くお天気も良くて、これは幸先がいい。と思ったのもつかの間、朝8時過ぎからもう日差しが強くて暑くて歩き始めからまいっちんぐ。(>_<)
歩くペースが多少上がったのは、小山宿のお菓子屋さんで梅昆布茶をいただいた辺りから。ところがどっこい、やっぱりダメダメですぐにへたれて休みがち。はてさてこの日はいったいアイスを何本食べたことやらだ。(*_*;
意を決してそしてまた歩き、今度はシャリバテになっていることに気が付き、小金井宿と石橋宿のちょうど中間地点で運良く見つけた手打ちうどん“田舎や”へまるで吸い込まれるかのように入店する。キンキンに冷えたグラスで瓶ビールを呑りながら、とても美味しいシコシコうどんを味わった。ここのうどん、田舎やのうどん、本当に美味しかったので再訪決定だ♪(°∀°)
でもって、東京から(日本橋から)100kmって記念すべき地点に到着しても、単調でネタにできそうなポイントすらない道のりに辟易し、どうにもこうにもゴールの宇都宮宿までが遠くて辛かった。なもので、たいした写真も撮れずにひたすら歩いて、真っ暗になった宇都宮宿へ18時頃に無事に到着した。
今回のコースを振り返ってみると、うどんとビールの美味しいことと、歩行者用押しボタンスイッチがヘンテコなところに付いていることと可愛い郵便ポストぐらい・・・。各々の宿の目立つ指標などもなく、記事に取り立てるのに苦労した。最後はやっぱり宇都宮ぎょうざへ逃げちゃった。
最終章の“第四段目”に期待。&そして続く。
■宿順:間々田宿⇒小山宿⇒新田宿⇒小金井宿⇒石橋宿⇒雀宮宿⇒宇都宮宿
■ルートラボ:https://yahoo.jp/dgN9Y0
■旧日光街道歩き1〈日本橋⇒粕壁宿〉
■旧日光街道歩き2〈粕壁宿⇒間々田宿〉