APELUCA in 赤城山小沼

赤城山小沼デイキャンプ

新潟県は燕三条にあるオークスと云うキッチン関連の商品を主に取り扱うメーカーより、《アペルカ テーブルトップスモーカー》と云う名の付いた燻製器が新しく満を持して発売された。用途は名の通りテーブルトップスモーカー。テーブルの上に置いて、団らんや嗜好の時間のかたわら、簡単に燻製が楽しめるという塩梅。発売して間もないこんな高級品を試せる機会をラッキーにも得たので、準備万端とはいかないが、先ずはボクの身の丈にあったレベルの燻製をアウトドアで早速試して(楽しんで)きました。 因みにこのAPELUCAの燻製器、尊敬してやまない燻製道士が開発から深く関わっていることから、随所にそのこだわりの部分が垣間みえて、とても感動を覚えた。そんな、素晴らしい燻製器にまつわるお話が今回記事の内容です。赤城山の小沼畔でやってきた、4月24日の日曜日のデイキャンプでのお話。

赤城山小沼デイキャンプ

 

さて先ずはアペルカのテーブルトップスモーカーについて。手元に届いたとき、え!こんなに小さいの?ってのが正直な感想。でもじっくり見てみると、何やらスゴイのがよく分かります。 ディテールがとにかく美しい。山の形をイメージしたようなフォルムの円錐のトップには、換気口のダイヤルを兼用した木製の持ち手が付いたとんがりの蓋があり、これが機能性抜群。とても優れています。

スライドで簡単に開く換気口から余分な水分の蒸発を期待できますし、円錐形の蓋裏に付く余分な水分の行き先が ダイレクトに食材に落ちず、勾配を利用して裾の方に水滴が集まる仕組みになっているのです。蓋を持ち上げてキッチンペーパーで水滴を拭うのもきわめて簡単便利です。

アペルカ テーブルトップスモーカーと燻製各種

 

また、燻製チップトレイと食材トレイに付いているフック状の手がかりが、とてもありがたい機能でした。今回の燻製は5種類もの食材を燻したので、このフックによって燻製チップと食材を交換するときや、燻製チップを追加するときにすこぶる便利なのです。

それから、手軽なサイズのため取り扱いが非常に楽ちん。燻製後の洗う作業も楽ちんなので、メンテナンスがさほど苦になりません。キッチンのシンクの中がひっちゃかめっちゃかにならないことが、こんなにも良いとは思いもよらなかった。

重量は想像していたほど重くはなく、意外と軽い。ただ特殊な形状をしているため嵩張るから仕舞い方や運び方には工夫が必要かと思います。付属品は大きめの専用巾着袋と燻製チップに燻製ウッド。それから、とても丁寧に明記された手順書が付いてきます。まさに至れり尽くせりの仕様です。個人的にはあわよくば食材トレイがもう一つあれば、次に燻製する食材をスタンバイすることができて便利かと思った。オプション品としてでもよいから、すぐさま買い足したいぐらいです。

燻製各種

この日、燻製したメニューは「ソラマメ」「プチトマト」「カマンベールチーズ」「ホタルイカ」「シュウマイ」の5品。ちょっと自分なりにアレンジしたものもあるけど、どれもこれもAPELUCAテーブルトップスモーカーに付属されている手順書のレシピ集と、燻製道士 著の本から選んで挑戦してみました。ところがどっこい意気込んでやってみたはよいけれど、どれもこれも順調には事が運ばなかった。けれども最後にはちゃんと食べられたから良しとする!(´ε`;)

CB缶を使うカセットフーのようなコンロであれば火加減などの調整がきっと上手くいくと思うのだが、ボクがこの赤城山の小沼の畔で使った火器は山用に特化した分離式のバーナーストーヴだったため、風の影響を結構受けて、なおかつ火加減の調整がなかなか難しかった。

前菜のつもりで燻した空豆が思いのほか時間がかかり、ヨメさんからはいつものブーイング。ビールは先日のキャンプで初めて呑んで美味しかったサントリーのクラフトセレクトを持っていき呑ませていたのだが、つまみが無いとまるで逆効果。ブーイングに拍車がかかったことは云うまでもありません。まいっちんぐ。 (´д`)

赤城山小沼デイキャンプ

さてこの日は赤城山の小沼の畔でのせわしないデイキャンプだったので、近々どこかのキャンプ場に行って、もっとゆっくりとアペルカ テーブルトップスモーカーの本質を試してみたいと思っています。本番はやはり、テーブルの上で、王道の肉系のものをじっくりと燻してみたいのである。(・∀・)

APELUCA in 赤城山小沼畔デイキャンプ シャシン記ログ

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