秩父福寿草山歩

秩父の福寿草

3/13(日)のこと。かねてより連れてけ連れて行けとヨメさんから云われ続けていた秩父の山の、福寿草の群生を見に(ヨメさんは愛でに)ゆくことになりました。ところが事前情報通りに道無き道を進まなければならなかったりとなかなか険しい。それに里山特有の道迷いにも誘発されそうでなかなかスリリングな山歩きでした。もしGPSガーミンが無ければおそらくボクらでは遭難していたかもしれません。てなことでいつもの倍以上に疲れた山歩きでした。久しぶりに太ももが筋肉痛でまいっちんぐ。階段も降りられないほどに。>_<

霧氷

さて、山へ入って先ずびっくりしたのが雪がたっぷりあったこと。標高は1300mそこそこですが、この日はすっかりと雪山に様変わりしていました。前日の冷たい雨がどうやら雪になったようです。なので霧氷がとにかく綺麗でした。でも、濃霧の空模様がとても残念で、ここは是非とも青空が欲しかったところ。

まるで雪山の秩父の山

そして、GPSガーミンを頼りに目的地点までガシガシと歩を進めます。途中には何カ所も危険を感じる核心部がありましたが何とかやり過ごし、ヨメさんが目的としていた福寿草に無事に到達し会えることができました。がしかし、そのほとんどがこの日は真っ白な雪の中。でも常連さんが雪を掻き分けてくれたおかげで、雪の中からたくましくも顔を出してくれていたいくつかの福寿草を見ることができたのです。
斜面の一面が真っ黄色になっている福寿草の群生を想像していましたが、白い雪の中にある福寿草もなかなかのものでした。そういえば今日はホワイトデー。これはなかなかタイミングの良い記事の更新ができたかもしれません。

山めし-炒飯と餃子

で実はボクはお花にはまったく興味が無いもので、いったい何のためにお花見山行に付き合ってきたかと云うと、山の上で食べる「山めし」に釣られて行ってきたのでした。この日はチャーハンギョーザです。まさに王道。こんなに相性の良いコンビは無いって云うぐらいにグッド。フライパンを二つ持ってゆき、軽く油を敷いてジュージューと心地よい音を立ててやってやった。二つとも冷凍物だけれど、山の上でつくると途端に超ごちそうになるから不思議です。

山めし-炒飯と餃子

そう云えば調理中、特に餃子から出るニンニクの香りがぷ~んと廻りにただよっていたみたいで、山頂付近で山めしをしていたボクらの横を通るご年配ハイカーたちが、みな口を揃えて「ああ、ぎょうざ・・・」と呟いてから立ち去っていきました。~_~;
なんとも想像していなかった今回山行の雪景色。予期せぬものでしたが、とてもフォトジェニックで綺麗で美味しい山行となりました。真っ黄色の絨毯はまた来年のお楽しみです。

秩父福寿草山歩シャシン記ログ

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