赤城山の荒山 de ラーメン

荒山高原で山めし

大満足だった槍ヶ岳の縦走山歩から帰ってきて早一週間。何だかあっという間だ。じじいになってからというもの、ホント~に時が経つのが早い!~_~;
それで今週末はどこぞの山へ行こうかと思案していると、何やらヨメさんがしかめっ面。
どうやら痛いのを我慢している顔だ。どれ、どこだ、見せてみろ!と聞いてみると、うるせー、バカ、お前になんて見せるか、あっち行ってろ、ボケと暴言を吐くくせに、しっかりとボクに水ぶくれがたくさんできた足の裏を見せてきやがった。でも痛そうだ。特に踵の水ぶくれはすごく大きくて本当に痛そうだ。
仕方がないから火で炙って殺菌した針を全部の水ぶくれに突き刺し、水を出してやる。踵の水ぶくれは皮が厚くてケアする方も嫌な感じだ。しかしこの槍の代償は大きかった。痛がって満足に歩けないのだ。ま、あんだけ歩いてきた後だから今週はゆるりと過ごした。

そうなったときの山選びは、困ったときの赤城山である。しかもまだ荒山が未踏だった。
こいつは丁度良いってことで、急いで支度してザックに目的の荷物をぶち込んで、小沼からすぐの軽井沢峠の駐車場に向かった。Pは10台程度駐められトイレは無し。
朝めしは朝5時からやっている群馬県大泉町のTOMIのパン屋さんサンドイッチを食す。おやつのポンデケージョも10個買って、山歩きに備えた。今回、山歩きランチが目的。
登山口から山頂までは1時間程度で登れ、荒山高原をぐるりっぷすることができるから、こうした足のトラブルで満足に歩けないケースの場合の山歩きとしては、最適な山でした。
そして山頂では眺望が良くないのでサクッと素通り、荒山高原のランチ指定地へ向かう。お昼ごはんの山めしは、ちょっとおもうところあって、「具だくさんラーメン」にした。
要は賞味期限ギリギリの食材と、中途半端に残った乾燥野菜などの消費が目的です。ラ王に、いろ~んなものをぶっ込んだ。個人的には味付け玉子がナイスでした。

荒山登山道のクリタケ
『赤城山の荒山登山道にたくさん生えていたクリタケ。美味しいらしい。あとの祭り~_~;』

さてこれで、幾つかある赤城山のほとんどの山のピークを踏んだことになった。
黒檜山と駒ヶ岳の二つの人気山の他には、鈴ヶ岳、鍋割山、長七郎山、地蔵岳などと、素晴らしい山がたくさんあるのに意外と知られていないみたいだ。空いていて超穴場。
雪が積もった頃のスノートレッキングには、赤城山公園ビジターセンターから発着して、長七郎山⇒凍った小沼の湖上⇒地蔵岳と、とてもオススメのルートなどがある。
困ったときに頼れる赤城山は、冬でも年中楽しめる。週末も、どーもお世話さまでした!

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