黒斑山歩

黒斑山でニホンカモシカと俺

北軽井沢スウィートグラスにキャンプにゆくから一緒に来ない?の、友人からの甘い誘いにのって、その日の宿は確保。しかもテント泊ではなく楽ちんなハンターテントキャビンと云う施設。ほとんど手ぶらで遊びにゆけた。でもその日は金曜日、いやはや仕事をなんとか前倒しして早朝からのアクティビティを楽しんできました。ボクの場合もちろん山歩きです!

歩いてきた山は、浅間山の第一外輪山である「黒斑山(くろふやま)」。標高は2404m。事前情報によると、浅間山をそちら側、バックに見る風景はなんとも格別らしい。浅間山方向の、そちら側を見る風景は非常に興味があったのに、・・・真っ白けっけでした。(>_<)
黒斑山はまだまだ寒く、冬でした。高峰高原ビジターセンターの駐車場に車を駐め、8時過ぎに歩きはじめ、眺望がよいとされている一般的な表コースに突入。
ま、こんだけ風が強ければ、トーミの頭に着けば目の前、さぁ~とガスが晴れ、素晴らし景色が見られるから楽しみねと同行者に声をかけるも戯れ言に。この日は何処までいっても真っ白け。楽しみにしていたトーミの頭から黒斑山の山頂までの稜線歩きも、まったく視界が開けませんでした。
あーあー云いながら山頂標識にしがみつき記念撮影。するとちょっと下の方からしっかりとした視線を受けた。あんだけ誰かに見られていると感じたのは、はじめての経験。相手はなんと、天然記念物のニホンカモシカだった!可愛い!嬉しくてカモシカのカット、30枚ぐらい撮影してしまいました。厳選するのもう大変。
山頂でお昼を済ませ、残念な景色の代わりに楽しませてくれたニホンカモシカにお礼を言い、帰り道は中コースを選択。これが良かったのだ。つるっつるアイスバーンが結構ありましたが、歩行には支障を来さない程度。意外とサクサクと歩けました。念のため4本爪の簡易アイゼンを持参しましたが出番は無しだった。
表コースに中コース共に、とにかく霧氷が綺麗でした。木の枝や葉に付いた水滴が凍りつき、まるで芸術作品。素晴らしすぎて目を見張る。晴れているとすぐに霧氷は溶けちゃうから、この日のコンディションはこれでラッキーだったなと一同が納得した山歩きでした。正直楽しすぎてビックリ。でも半分はきっと、ニホンカモシカのおかげだろうな。

トーミの頭
↑ トーミの頭にてポーズ。恥ずかしい。

黒斑山歩シャシン記ログ

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