北の国から巡り

僕と同じくらい「北の国から」の大ファンである札幌のいとこの案内で、北の国からのロケ地(富良野)を巡ってきました。

札幌からの日帰りドライブコースとしては最高だったのでは?っと思えるほど、この日は天気も気温も異常なほど良く高鳴る僕の気持ちにも拍車がかかり本当に暑かった。北海道に来ているとは思えないほどです。
道央自動車道の札幌ICから三笠ICまでおよそ1時間。そして下道を富良野方面に向かって1時間ぐらい。車の中の音楽はもちろん北の国からサウンドトラック。いよいよロケ地巡りの開始です。
まずは黒板家の家の歴史と同じ順番で訪れて行きたかったのですが、最初の家は現在は無いとのこと。五郎さんと純と螢が富良野で暮らし始めた場所だったので是非見たかったのだが・・・。


なので最初に向かったのは黒板家2番目の家である丸太小屋。
ドラマでは火事で焼けてしまうシーンが印象的でしたが実物はちゃんと保存されていました。


それから黒板家3番目の家へ。
ロケ地は丸太小屋のすぐ後ろに建っていて、純がつくった風力発電装置が人目を引きます。ここは悲しい事に壁や柱などに落書きがすごかった。


黒板家4番目の家は現在拾って来た家の隅にあるので5番目の石の家へ向かいます。
ここは入場料200円支払うと石の家の敷地内に入ることができるので、建物内を見たい方にはお薦めです。時代を感じさせてくれる台所が特に可愛い。


次に向かったのは拾って来た物で建てた雪子おばさんの家。
隣には黒板家4番目の家とすみえ夫妻の家があり見所満載です。ここも入場料200円支払うと敷地内に入れる仕組みになっています。


そしてドラマでは紹介されませんでしたが純と結の家です。
雪子おばさんの家の隣に建っていました。富良野市街に新居をかまえた二人に麓郷に帰ってきて欲しいという願いを込めて五郎さんが造ったという設定らしいです。


この拾って来た家達のなかで特に面白かったのがこれっ。
「2002遺言」のなかで紹介されていたバイオ発電。でもいまだに発電はされていないそうです。


それから中畑木材の前を通りつつ、


純と螢達が通っていた中の澤分校を経由して草太兄ちゃんの牧場へ。


富良野市街へ戻る前に、富良野市の綺麗な景色が一望できるポイントで小休止。


見学に夢中で昼食をとることも忘れていたので一路食事処へ。
もちろん「三日月食堂」のラーメンを食べに行ったわけで、かなり美味しかったわけで、例のシーンを思い出したわけで。


とうとう北の国から巡りの〆です。
現場を一通り見て回り、最後を「北の国から資料館(入場料500円)」で再確認すると気持ちがかなり高鳴ります。本当に泣きそうになってしまいます。
泥の付いた1万円札があったり、純や螢の子供の頃の衣装や草太兄ちゃんの遺影があったりとドラマに出てきた様々な品が展示されているのです。
極めつけは螢と正吉の結婚式でながされた草太兄ちゃんのテープ。遺影のそばにヘッドフォンが設置されてあって聞くことができるのですが、聞くと絶対に泣いてしまいそうだったので止めておきました。

北の国から資料館でのお薦め土産は何と言っても「五郎さんの帽子」です。冬用と夏用が用意してあるのでお好みで。僕は緑色のニット帽(結構今風です)を買いました。今この記事を書き込んでいる最中も、そのニット帽かぶってサントラ聞きながらバカやっています。
そして、家路につく前にもう一つの目的地へと移動します。


ここ富良野はドラマ優しい時間の舞台でもあるのです。
とうぜん「珈琲 森の時計」へ向かいましたが冬のシーズンが始まる前のメンテナンスということでクローズしていました。それでも一度見ておきたかったので緩急の激しい坂道を歩いて下って堪能して来ました。
オープン時にはカウンター席に座るとドラマと同じくミルでコーヒー豆を挽くことが出来るそうです。


森の時計でコーヒー飲みながらの小休止が出来なかったので次は「喫茶 北時計」へ。
優しい時間の寺尾聡演じるマスターが修行していた喫茶店で有名ですが、北の国からのシュウ(宮沢りえ)が純を待っていた喫茶店でもドラマに登場しています。


最後に、美味しいコーヒーを味わった後は素敵な夜空が出迎えてくれました。
天の川を見ることができたんです。これには一同しばし絶句でした。東京の夜景は綺麗だけど天の川なんて見ることは不可能ですからね。
あまりにも感動したロケ地巡りと相成りました。

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