焼肉只木苑 丸川荘店〈ケーコ編〉

あの手この手で“丸川荘”に集まろうとする私達は丸中(丸川荘中毒患者)なのでしょうか?
だとしたら、もちろんライバルは駒中(会津駒ヶ岳、駒の小屋中毒患者)です。

さて今回は「焼肉只木苑」へ、
キキ、ヤマブキ、サン、芋ジィ、タムタム、べべ、ケーコで押しかけます。

 

10/17(日)
柳沢峠スタート
苔の美しい平坦な道が続きますが、雨天時は特に滑りやすいので“要注意”です。

 

サンちゃんがキノコを見つけてくれます。

ところが、サンちゃんが見つけたキノコ全てが食べられる訳ではありません。

本日の核心部、おっかねーです。

× オッパイタケ
○ クチビルタケ

↑ トラウマの現場!!、おっかねーです。

6月で代替わりした、2代目小屋番只木さんと3代目小屋番末澤さん

只木さんと共に、私が足を向けて寝られないのが末澤さんです。
あの時 』、早馬の如く、奔走してくれました。
顔も少し馬に似ています。

 

ママのきまぐれお通し

着くなり乾杯できるようにと、人数分のおつまみが出てきました。
鶏レバー唐揚げ、焼き紅鮭、たらこ煮付け、明太子入り卵焼き、
佐島産小イカ煮付け、佐島産ひじきの煮物、ラディッシュ浅漬け、
どれも、つまみやすいひとくちサイズです。
ここのママさん、痒いところに手が届き過ぎな傾向があり、
ポックリいってしまうのではないかといつも心配しています。

 

ママ仕込みの肉

肉1人前ずつに分けて担いできました。
部位の説明もきちんと聞かないと肉を焼かせてくれません。
タレも、塩とレモン、だし醤油とワサビ、ポン酢、宮のタレを使い分けないと怒られます。
言うまでもなく、宮のタレをかける前には、「よく振って!」と注意されます。ひぃ~~~
芋ジィと私はそんなのお構いなしで一気食いです。

末澤さんが新設トイレの設置作業をしているというのに、
肉を焼く手は止まりません。

 

時々、肉をすすめても、
「ヨメがアレなんで!」と言って手を付けてくれません。

きっと、ご馳走を用意して待っているのでしょうね。

 

作業を終え、お腹を空かせたまま、下山していきました。
このトイレは人力で担ぎ上げたそうです。
旧トイレを解体して下ろすという大変な作業もまだ残っています。
大事に使わないとバチが当たるってもんです。

旧トイレについては「小屋番三六五日」(山と渓谷社)18ページに、詳しく書かれています。

 

肉に夢中で野菜を焼き忘れた担当者が、慌てて野菜を強引にねじこみます。

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ヤマブキさんとサンちゃんが下山し、末澤さんも下山してしまった後に、若い男性2人の道迷いがありました。
気を揉む時間がとても長く、刻一刻と辺りが暗くなっていく状況で待つ時間はとにかく長く感じられました。仲間の迅速な対応で無事に下山させることが出来た時、小さな歓声が上がりました。キキさん、タムちゃん、ご苦労様。

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飲み直しましょう。

 

ランプに火が灯ると、"丸川荘に居るんだなぁ"
と、私のハートにも火がつくのです。はて?
只木さんの太い指で、小さなフックにそおっとランプをぶら下げる時、
"落とすなよ、落とすなよ"
と、思わず息を呑んでしまうのです。はて?

 

厚揚げ

ランプの炎、云々と言っておきながら、
暗くてよく見えないからと、手元にランタンつけてるんですけどね。

ヒレステーキ

口も動かすけど、手も動かすママが
この後、蕗味噌をのせた豚肉を焼いてくれて、
ふと、まつおを思い出してしまったのでした。

 

隣の部屋のママと只木さんの話し声と、
隣で寝てるタムちゃんの
「オナラしてもいいですか?」
の声とその後に続く音を聞きながら眠りにつきました。

 

10/18(月)
青空が見えたような気がしたが、
青いトタンだったのか。
頭が少し痛い。

 

 

ここでトロロご飯を食べているのもなんだか不思議。
まさか自分がこの青いトタンの小屋へ通うことになるとは。

 

 

またね!

オマケ

只木さん手彫りのバターナイフ(¥1000)

以前、一目惚れした黒柿のバターナイフ(左)は左利き用でした。
黒いのは1つしかなかったもので、それくらい何とかなるだろうと納得して購入しました。
けど1回使って、すぐに諦めました。使えねぇ‼︎
今回、タイミング良く、黒柿のバターナイフ(右)右利き用を持ち帰ることができました。
やっぱこうだよねぇ〜。左利きのはカッチン行きだなぁ。

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