鬼怒沼湿原歩き

珍しく暴風雨の中の山歩き。そして珍しくカッパ上下を着こんでの山歩き。目的の“日光澤温泉”へ立ち寄る前の、鬼怒沼湿原まで歩いてきた記録です。6月16日の日曜のこと。

スタート地点の女夫渕温泉駐車場は晴れていた。カッパを着るかどうするか装備に迷いながら、8時30分頃には歩き始める。序盤はお天気が持ってくれて、緑鮮やかな景色が楽しめて何よりでした。

そうこうして八丁の湯まであと20分ほどのところだったでしょうか、ヨメさんと話しながら歩いていると、左側の木の上から「バキバキバキー!」っと枝の折れるものすごい音がしたので、何だろと音の鳴る方を見上げてみると!
ななんと!( ఠ_ఠ )
クマ棚があって黒い獣がもぞもぞと動いていたのだった!
ひゃあ~!!
熊だった!!!( ꒪Д꒪)

おっかなびっくりその場を立ち去り、すぐさま熊ベルを出してザックに取り付けたことは云うまでもありませんが、何度も来ている奥鬼怒遊歩道では初めてのことでしたので、朝からとてもショッキングな山歩きと相成りました。大汗かきました。

約二時間で日光澤温泉へ到着すると、お天気が急速に下り坂へ。
先ほどの件で大汗かいたし、雨だし、風強いし、寒いし、と言い訳してもうこの日は日光澤温泉までで良いのではないかと考えていたボクとは対照的に、ガンガン行くよー!上まで歩くよー!と元気ハツラツなヨメ氏。最近パワフル過ぎて、まいっちんぐ。

とは云え、買ったばかりの新しい“レインジャケット”を着て、性能を確かめられたのは実に良かった。ゴアテックスのカッパは、やっぱり薄くて軽くて快適で最高でした。しかも卸したてなので、雨が面白いように弾いて気持ちが良い。

土砂降りの雨に耐えながら鬼怒沼湿原へ到着。そしてそのまま鬼怒沼山まで行こうとしていたヨメさんをなんとか制止し、あまりの暴風雨で視界も悪いため、早々に引き返すことにしたのでした。

ヨメ氏、少々不満気味であった。言い聞かせるのが大変であった。最近パワフル過ぎて、まいっちんぐ。

で、日光澤温泉♨で一夜を明かし、重要な使命も果たし、帰路につく。
三匹の柴犬のわんこ、チャンわらサン。相変わらずの可愛らしさであった。サンボの大冒険のお話は、時間のあるときにでも小屋主さんに聞くと超面白い。(゚∀゚)

〆の温泉があってのことだけれども、終わってみれば、雨の日の山歩きもなかなかのものでした!
 

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