日光澤温泉歩き

チャンわらサンとヨメさん

質実剛健な旦那と明朗闊達なヨメさんの実に面白い夫婦と一緒に、雪山の山行を共にしてきました。
ブログではお互い知った仲ではあったのに、一緒に山歩きをするのは実は初めてのこと。登山歴も長く尊敬に値するそのベテラン夫婦に、一丁もんでもらってきたのだった。
今回記事は「いちにち」の克ちゃん雅ちゃんと歩いた、1月の28日~29日の雪多い日光澤温泉までの記録です。

ヨメさんノートレースへ
[コーチに続き、ヨメさんノートレース域へ突入]

鬼コーチ
[鬼コーチ 仁王立ち!]

ヨメさんノートレースへ

ボクら、日光澤温泉へはもう何回も訪れていますが、こんなにくたくたになって行ったのは初めてかもしれません。
鬼コーチ、橋を渡ってから先、普通のコースをほとんど歩かせてくれません。川沿いや森の中のふっかふかなノートレースのところばかり歩くのです。ワカンを付けて歩いているとはいえ、これが重いのなんの。(>_<) 太ももに雪の重みがずしりと負荷されます。でもこれが、ヨメさんの足首の様子を見るのにとても丁度良いリハビリとなったようで、ちょいと先に歩いては我々を温かく見守る鬼コーチの監視のもと、これまた良い特訓にもなったのでした。~_~;

氷柱のオンザロック

そんな鬼コーチもときには優しくアメとムチを使い分けるものだから、まいっちんぐ。
ところどころでガソリン注入のウイスキーを呑むひとときを与えてくれました。先ずは滝が凍った氷爆の綺麗なツララを頂戴して、ウイスキーの氷柱オンザロックを愉しみます。鬼コーチのポッケからはチヨコレイトの差し入れが。
そしてまたノートレースのところをがしがしと歩を進め、次は大雪原の真ん中で小休止。
宿呑み用のハイボールのために確保したツララを少し使って、これまたウイスキーの氷柱ロックを愉しみます。今度はボクが舟和の芋ようかんとすあまを差し入れます。鬼コーチの表情が少し和らぎます♪(・∀・)

日光澤温泉
[雪の多い 日光澤温泉]

日光澤温泉での宴会セット

さて、疲れて満身創痍で日光澤温泉にゆくのは初めてのこと。
駆けつけ一杯で呑んだビールの美味しさたるや、それはもう実に旨くて気の利いた言葉が見つからない。ビールを一気に呑み干したら、部屋の外の小さなベランダに持参してきたお酒を並べて宴会の準備をしつつ、先ずはお風呂だ!とみんなで露天風呂へなだれ込みました。丁度良い湯加減の下段の露天風呂で、会話をしながら約1時間の反省会♨

克上魚類 サーモンとカンパチの刺し身

部屋に戻ると、荷物を持って克ちゃんが外へ出たりで何やら忙しない。
窓を開けて玄関先を見てみると、バーナー片手に何かを炙っていた。そんな姿をすぐ横で看板犬のサンボがガン見している姿がたまらなく可愛くて、面白おかしく三人で眺めていたら、なんと!ボクが大好きなタコを炙ってくれていたことが判明。フランベまでしてる!?

克上魚類 炙りタコ刺し

克上魚類での仕事を終えた板前さんが部屋に戻ってくると、今度はおこたの上で華麗な包丁さばきを披露してくれた。
タコが冷めるまでどうぞと、サーモンとカンパチの刺し身をこしらえてくれたのだ。脂が乗って旨い。旨いがその次に出てきた待望の「炙りタコ刺し」がもっとうんまくて、あまりにも絶品でヨメさんと二人してぐうの音も出なかった。

日光澤温泉の晩ごはん

晩ごはん前に美味しいアテをつまみすぎて、楽しみにしていた日光澤温泉のごはんが食べられないと云う本末転倒になるのではないかと心配したが、ごはんはモリモリと三杯もお代わりし、いつもの美味しい晩ごはんもあっという間に完食に至った。
食後はまたゆっくりとお風呂に入り、星空を見ながら反省会。出たらまた部屋呑みを開始して、持ってきたお酒のほとんどを空にした。ボクは最終的にはお酒に呑まれたが、いちにちの二人はしっかりとお酒を味わって呑んでいたのには本当に感心した。とんでもない呑兵衛だ。

朝風呂
[朝風呂:上段の露天風呂 お湯は透明]

日光澤温泉の朝ごはん

朝。重い頭でお風呂に入り、カラダを強制的に再起動。
日光澤温泉の美味しい朝ごはんを台無しにするわけにはいかないのである。一杯目は温泉卵かけごはんで食べて、二杯目は納豆かけごはんでしっかりと食べた。三杯目には手が出なかった。カラダは正直である。まいっちんぐ。

チャンわらサンとヨメさん

精算を済ませたあとは、日光澤温泉の最後のお楽しみの、チャンわらサン(チャング、わらび、サンボと云う名の3匹の柴犬)との戯れが待っている。
いつもこれでだいたい帰るのが30分は延びてしまうのだけれど、この3匹の柴犬がたまらなく可愛いくて1匹連れて帰りたくなるほどだ。狙いは一番人懐っこい垂れ耳のサンボだな。おっかない姉ちゃんのわらびは噛まれそうで遠慮しておきたい。

克ちゃん雅ちゃんとヨメさん

さて、久しぶりに新鮮な山行を楽しむことができました。
登山の経験も歩くスピードも到底かなわない いちにちの二人には、お喋りだけはどうにか追いつけます。それが可能な、日光澤温泉までの緩い登山道だったから一緒に楽しみながら歩けた訳ですが、ひとたびこれが険しい山で一緒していたらどうなっていたことやらと不安がよぎります。きっと鬼コーチの特訓が半端無いはず・・・。(>_<)
冗談はさておき、気の合う面白い夫婦と久しぶりに出会せてとても嬉しく思う。特に鬼コーチの雅ちゃんはボクら夫婦と同級生だったものだから、会話もテンポ良く進んでとても楽しいお泊まり山行と相成った。いちにちの二人、同行をありがとう。

■山域:奥鬼怒温泉郷 日光澤温泉
■日時:2017年01月28日(土)~29日(日)☀
■目的:リハビリ山行と呑み山行
■山行:女夫渕温泉市営無料駐車場(10:30)⇒カッタテの滝(12:00)⇒うすくぼ平(12:45)⇒日光澤温泉(14:30)/ 日光澤温泉(09:30)⇒女夫渕温泉駐車場(12:00)
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