日和田山歩き

日和田山 金刀比羅神社

10年ぶりに新しく買ったTVには、録画機能が付いていた。いまさら「ん?」と思うかも知れないが、ボクんちはこの10年、TVを録画したことが無い。もちろんそれは、録画機能が付いたTVが無いからであるし、録画ができる外付け機器も無いからなのだが、無ければないでいつもどうにかなっていた。一応、今回は山に関する記事です。~_~;
でもこの正月にとうとう液晶テレビが壊れてダメになった。仕方がないので新しいテレビを買ったら、これが色々と優秀でぶったまげた。特に驚いたのは録画機能に関するところ。文庫本の半分ほどの大きさの外付けハードディスクに、何十時間も録画ができちゃうのには本当に凄いと驚いた。
すると、その便利な機器に魅せられて、「山」に関する番組を見つけては幾つもの録画を楽しんで観ていたら、去年他界してしまった山の偉人である田部井淳子さんの番組があったのだ。
その中で田部井さんは、埼玉県は日高市にある「日和田山」を、のんびりと歩いていたシーンがあった。ちょうど足首を骨折して、山歩きからしばらく遠ざかっていたヨメさんのリハビリ山行をしに何処かへ行こうかと思案していたところだったので、録画した番組をとてもナイスなタイミングで観ることができたのだった。
ヨメさんに日和田山はどうか?と聞くと、あの近くには確かホワイト餃子の日高店があったから、そこならOKだな、と了解してもらい、日和田山をのんびりと、ボクらも歩いてくる運びとなったのだ。それでヨメさんの足の具合は、横根っこや縦根っこにはまだトラウマがあるようで慎重に歩んでいましたが、予想に反してこれがなかなか元気でした。(・∀・)

日和田山の登山道

さて、ここからがやっと山の記事。1月の9日、成人の日の祝日のこと。登り始めが13時過ぎと遅かったのが幸いしてか、無料で停められる3台の駐車場へ無事にINし、身支度を整えて日和田山へ登り始めます。標高は305mとお手軽な奥武蔵の山なので、とりあえず防寒着と水だけを持って、緩い緩い坂道を上ってゆきます。
男坂と女坂の分岐に差し掛かると、迷わず男坂へと歩を進めます。そしたらあっという間に金刀比羅神社の鳥居にたどり着くので、そこからの良い景色をひとしきり眺め、楽しみ、お参りをして先にある山頂まで歩を進めます。
この日は防寒着なんて全く必要がないほどに暖かく、とても日差しが気持ちよかった。午前中の雨がまるで嘘のように晴れ渡り、温かな湿度に包まれた、ポカポカ陽気のリハビリ山行と相成りました。たまにはこんなのんびり山行も良いものです。

日和田山の登山道

-山歩きと山登り

© 2024 bebeDECO