お箸の持ち方

イシダの木製矯正箸

2016年の年明け早々、齢、四十も半ばを過ぎて、おじさんとうとう綺麗なお箸の持ち方になりたくて矯正箸を持ち始めたのでした。先ずはとりあえず毎食の晩ごはんだけ、矯正箸を持って箸の持ち方を直すことを心がけたのです。そんな訳で今回記事の内容は、矯正箸を使い始めてからの途中経過の話。

最初に導入した矯正箸は「エジソンのお箸Ⅱ」と云うものでした。これは箸が離れないようにくっついた支点(蝶番)が付いていて、小さな子供からボクのようなおじさんでもOKなとても対象年齢の幅広い箸でした。でもねこれね、お箸が本当に上手くなっているんだかどうなんだか、実はなかなか判別が付きづらい。たまに練習の成果を試したくて、外食どきに割り箸で綺麗な箸の持ち方で〈食べてみる〉んだけれども、まったくのダメ男さんでお恥ずかしい限りなのでした。>_< 箸先がバッテン、クロスする!

そうこうしながら箸の矯正を日々続けていると、なんとボクが外でエジソンのお箸Ⅱを友人知人たちの前で使っているのではないか?それは恥ずかしいのではないか?との優しい気持ちから、小6の友人の女の子から新しい矯正箸をプレゼントしてもらったのだった。実際にはその小さな友人の心配ごとによって、その彼女のお母さん(友人のヨメさん)から新しい矯正箸を差し入れてもらったのけれど。

今度は箸先が細くて滑らない。小さな食べ物でもつかみやすい「イシダの木製三点支持箸」の恰好の良いやつだった。これなら誰の目の前で使っていてもバカにされにくい塩梅だなと、彼女の配慮に涙した。

それでまたしばらくその新しい木製の矯正箸を使い続けて晩ごはんを食べていると、(ʘдʘ)あれ!そういえば今日は昔のヒドイ持ち方が最後まで出なかったな、て日が日に日に多くなっていきました。もちろん何度も箸を持ち直しながらなので食事時間は結構かかります。ただ、ここに来て箸先で小さなお豆さんや千切りした食べ物をつかめるようになって、やっと何かこう「慣れたな」と云う感覚がつかめた気はしているのです。小指側の今まで使ったことのない筋肉が毎日ピクピクして痛かったのに、それも何だか慣れてきてへっちゃらになっている。修得するまでまだ道のりは遠いけれども、これはもしかしてもう先が見えているのかしら。最近はこんな感じの箸修行です。(・∀・)

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