奥会津鹿フェス

2024年4月20日(土)〜21日(日)のこと。
福島県は只見町の“只見公民館”にて、第2回目の『鹿フェス』なるイベントが催された。
そのイベントにヨメさんの“革鞄工房BKG”も出店するものだから、山歩きも旬の天然山菜採りもあきらめて、2日間にわたってお手伝いをしてきた話です。

 

そのイベントの主催者は『おぜしかプロジェクト』の小山抄子さんと云う人で、日本列島、北は北海道から南は九州までとても幅広い人脈をお持ちの方。なので出店者や出演者がいろんなところから集まって来るから面白い。

 

ヨメさんも、彼女が尾瀬で仕事をしていたときからその人間性に惹かれ、今回のイベント参加も何か得意分野で協力できたら‥との意識から始まっている。
でもまさか出店依頼をされるとは思わなかったようで、準備不足な感じは否めなかったけれど、“鹿フェス”のイベントの意味を考えながら楽しんで参加してきたのです。

 

さてその『奥会津鹿フェスティバル』のこと。
増え続ける鹿を計画的に駆除したあと、別のものに形態を変えて活かしてゆくという取り組みのイベントで、有害と言われた害獣を財獣に姿形を変えてゆくなど、その姿勢にはとても感心することばかりであった。

 

ただ会場をほっつき歩いて、出店で酒やつまみを買って呑んだくれていただけではない!! 見るところはちゃんと見ていた!!‥‥と思う。

 

そんなイベントに、今回ヨメさんは全て『鹿革』でつくった製品を持ち込んで参加していた。親指サイズの小さな小物から電話帳が入る大きな鞄まで、とにかく色々と作って準備にかかっていた模様。

 

他にも、ミトンだかマトンだかのポーチや、S字フックにスイッチプレート、メガネ柄メガネケースとか、とにかく夜な夜な精力的に製作していたのは知っている。
大谷君にあやかって、何やら試行錯誤していたのも知ってはいたが、どうやらそれは間に合わなかった様で残念だ。

 

2日間にわたって開催された奥会津鹿フェスティバル。大成功に終わって本当に何よりだった。

 

遠方からわざわざヨメさんの様子を見にやってきれくれた友人たちのおかげもあり、とても良い経験になったようで、ただいま本人のモチベーションが上がっているすごく良い状態。でもまた何か、キテレツなものを作りはしないかとヒヤヒヤしている‥。

 

それから、只見駅前広場で行われていた『ピエロック一座』のからくりサーカスがとても印象的で面白かった。
ピエ座長とチェリーの二人による、あやつり人形の奇想天外な劇が斬新ですこぶる楽しいのだ。

 

今の世の中の情勢をも取り込んだ内容のからくり人形劇だけど、小さな子供たちもぐぐっと惹きつける二人だけの不思議なサーカス団。

 

これから北海道まで転々と公演をしながら北上予定らしい。タイミングが合えば、また何処かで観てみたいなと思うほどにお気に入り♪

 

それらも含めて、第二回目の『奥会津鹿フェスティバル』、とても良いイベントでした!

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